黒番は宋慧領二段、白番は崔精九段。
黒1に、白2が簡明な模様対策。
模様が苦手な方に、オススメの手法です
ハサミの特徴
- わかりやすい模様対策
- 有利な戦場を築ける
- 複雑な変化がない
想定したい変化は3つだけ!
すぐに実戦で活用できます。
目次
実戦図 「力関係が逆転!有利な戦場を築く石運び」
黒1に、白2と二間に構えます。
黒3と反撃されますが――、
白4以下と左下の黒を大きく攻めます。
黒9に脱出されても、白10と根拠を奪えば、白悪くない戦いです。
ポイント
「反発への対応もわかりやすい」これが長所です
参考図1 「切り違い対策-柔軟かつ安全な受け方」
黒1、3が気になる反撃。
これに、白4以下が簡明な受けです。
黒7には、白8以下とかわします。
攻めを横目に、隅を固められるのが自慢。
黒13と守る相場になります。
白は左辺も固まるので、十分です。
参考図2 「隅に入るのは歓迎!模様化を防いで目的達成」
黒1は、白の意図する進行です。
白2以下で下辺の黒模様化を防いで、白の目的は達成されました。
参考図3 「一手の差が大きい!昔の打ち方の欠点」
黒1に、白2が従来の受け方。
ただ、黒6と白7を交換されるため、難しい戦いに引き込まれます。
まとめ 「すぐに使える!3手1組の模様対策」
白1、3が簡明な模様対策。
シンプルで扱いやすい手法なので、ぜひ試してみてください。