流行形研究

【流行のノゾキ対策と意図】簡明に収束できる、コスミツケの実利作戦

 

「ノゾキの意図がわからず、困っています・・・」

 

現代では、白2と受けた場合、高い頻度で黒3のノゾキがきます。
「理由は知らないけど、悪いらしい」と思っている方が多いです。
そこで、明日から使えるノゾキの意図と、対策を簡潔にまとめました。

 

この記事を読むメリット

・簡明なノゾキ対策がわかる

・避けるべき進行が理解できる

 

「基本方針は、実利重視で打つこと」

 

意図と対策がわかれば、序盤で遅れることが減ります。
今なら、ノゾキを打つ人が圧倒的に多いので、あえて誘うのも有力です。
変化が少なく、すぐに実戦で活用できる対策を伝授します!

 

 

想定図 「ノゾキの意図、地を稼げる収束」

白1は素直な受け方です。
ただし、黒2に白Aと受けづらい形で、白は地に甘い形になります。
一方、黒がAと打つ分には問題なく、黒の利が多いワカレです。

例えば、白3と受けるなら、黒4と守る相場。
この形になった瞬間、黒に一本取られている形なのです。

 

参考図1 「ツギが悪い理由①『利かれた形』」

前図の手順を変えると、黒1に白2と受けた交換になります。
本来は、白2でAや大場に走るべきなので、白に不満が残ります。

 

参考図2 「ツギが悪い理由②『捨て石の技法』」

白1と薄みを突かれても、黒2以下と厚くして十分です。
主な2つの理由があり、ノゾキに黒がツギで受けるのは、推奨できません。

 

対抗策 「コスミツケの実利作戦」

白1のコスミツケがオススメ。
黒2、4と追求されても、白5以下で戦えます。

黒8、10と動き出された時、白11以下と受けるのが簡明です。
相手の余地を与えず、1本道に収束できます。

黒14には、白15以下と素直に地を稼いで、白十分なワカレ。
後に、白Aと動く狙いが残るのも、白の自慢です。

 

ポイント

1本道の進行で、簡明な実利作戦で優勢を築く

 

参考図3 「厚いワカレで十分」

黒2以下と隅に食い込むなら、白7から9と下辺に転身します。
白地が大きく荒らされたように見えますが――、

黒10以下と、隅を補強して一段落。
白は左上と下辺を厚くできた戦果が大きく、白有利なワカレです。

 

参考図4 「シチョウ良しなら、さらに簡明」

シチョウが白良しの場合、白2で白良しになります。
仮に、シチョウが悪くても、前図の進行で問題ありません。

 

参考図5 「黒の無難策、白のスピードに軍配」

黒1以下と構えるのが、無難な進行。
白8まで、白は左下を固めながら、大場に走れるので白十分です。

 

まとめ 「シチョウ関係なく使える、コスミツケの手法」

白2と隅の進出を止めるのが、オススメの受け方です。
ほぼ1本道に収束する上に、序盤から大きな確定地を作れます。
シチョウ関係なく使えるので、多くの局面で応用可能です!

 

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