黒番は李維清八段、白番は柯潔九段。
黒1に、白2と黒3を交換して大場に走るのが、最新手法。
「模様化を防ぎながら、実利を稼げる」のでオススメです!
1間バサミ対策の特徴
- 簡明に使える有力手法
- 模様化を防ぎ、実利も稼げる
「進化した星の1間バサミ対策」
短所がほぼなくなり、多くの局面で活用できます。
複雑な変化がなく、実戦ですぐ使えるのも魅力です。
約数週間で改良されていくので、最新の棋譜チェックは必須です。
目次
実戦図 「追求手段は怖くない」
黒1には、白2以下と受けるところ。
続いて、黒Aは白Bを治まって白十分です。
黒9と追求されても、白10以下と根拠を確保できます。
白A以下と、上辺の模様を制限する手もあり、白悪くないワカレです。
ポイント
模様を防ぎながら、実利を稼げるのが長所です
参考図1 「安定できれば成功」
黒1と隅を固めるなら、白2と治まって白十分。
いつでも、白A以下と模様を制限できるのが、黒の自慢です。
参考図2 「模様制限を重視した打ち方」
白1、3と決めるのも有力です。
この手法は、上辺の模様を未然に防げる長所があります。
黒4には、白5以下と形を決めます。
模様を制限しながら、右上を補強できるので、白十分です。
参考図3 「反撃の対応方法」
黒2と反発するなら、白3以下と根拠を確保します。
後に、白Aと隅を荒らす手があるので、焦る必要はありません。
参考図4 「以前の対策の欠点」
右上を決めないと、黒1以下と△を大きく飲まれます。
新手法は、本図を未然に防ぐ効果があります。
まとめ 「カカリ1本で変わる、簡明なハサミ対策」
白1は「黒の動きを縛り、模様化を防ぐ手法」です。
黒に変化されても、白A以下の手段を使い分ければ、軽くかわせます。
以前のように、大きな模様を張られる心配がなく、安定感が増しています。