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【独特な布石戦術】簡明に地を稼ぐ、河野スペシャル

 

「地をシンプルに稼ぐ戦術はありませんか?」

 

オススメ戦術は、河野臨九段が打ち出した「河野スペシャル」です。
難しい定石など使わずに活用できるので、級位者の方にもオススメです。
シンプルで在りながら、高段にも通じる打ち方を見ていきましょう。

 

この記事を読むメリット

・簡明に打ち進められる布石を学べる

・シンプルに実利を稼ぐ打ち方をできる

 

この戦術は「隅を重視して、辺に回る」シンプルな方針で打てます。
現代のような乱戦になりづらく、序盤を組み立てられるのも魅力の1つ。
布石の基本を学びたい方にも、挑戦してほしい有力戦術です。

 

 

パターン1 「難しい定石不要、シンプルな実利作戦」

白1に、黒2と堅実に受けるのが、この戦術の基本形です。
白3にも、黒4と力を溜めた後、黒6と三々へ入ります。
白AやBの何れでも、黒悪くない進行にできます。

白7以下と上辺を割られた場合、黒16に先着できるように打つのが肝心。
黒は隅を固めて、辺を占める流れを作り、模様化を防げるのが長所です。

 

参考図1 「堅実な黒陣を築く」

白1と下辺を占めるなら、黒2と模様に芯を入れます。
上辺の黒模様が固まる上に、AやBの好点に回れるので、黒十分な展開です。

 

参考図2 「思い描く理想図」

白2と受けるのは、黒3以下で足早に展開できます。
上辺の白も弱いので、攻めや右上の模様拡大を狙えるのが黒の自慢です。

 

パターン2 「堅実な歩みで追い詰める」

白2以下で右辺に模様を築かれても、黒11と堅実に受けます。
この戦術は、焦らず隅の地を稼ぐのがコツです。

白11以下と封鎖された時、先手で黒16と右辺を割るのが狙いです。
右上の攻めを見ながら、Aの切りを見て、黒悪くない戦いになります。

 

参考図3 「2箇所の荒らす手段」

白1と守るなら、黒2以下と地を稼ぎます。
AやBと荒らす手段があり、右辺に大きな白地は作られません。

 

参考図4 「シマリで立派な構えに」

白1、3と力を溜めるのは、黒4で立派な布陣を築けます。
この戦術で、黒4のシマリに先着できれば、黒悪くなりづらいです。

 

まとめ 「特徴的な5手で使える、河野スペシャル」

黒1から5が「河野スペシャルの基本形」です。
シンプルでありながら、簡明に地を稼げる有力戦術です。
高段者の域でも、通じる戦術なので試してみてください!

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