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【韓国最高棋士戦五番勝負】申眞諝九段が3連勝で栄冠掴む!

 

6月15、22、23日に韓国で「韓国最高棋士戦五番勝負」が行われた。(こちらを参照)
韓国の申眞諝九段が朴廷桓九段を3連勝で破り、初優勝を果たした。
優勝は7000万ウォン(約610万円)、準優勝は2000万ウォンだ。

 

  • 6月15日(月) 第1局 申眞諝九段 黒中押し勝ち
  • 6月22日(月) 第2局 申眞諝九段 白中押し勝ち
  • 6月23日(火) 第3局 申眞諝九段 黒中押し勝ち

 

申九段が韓国ランキング1位を独走し、世代交代が現実的になった。
発想力と読みで強敵を打ち破っており、充実ぶりが際立った。
それでは、3局のハイライトを見ていきます!

 

 

第1局 「明るい石運び!価値ある大場の見極め」

黒番は申眞諝九段、白番は朴廷桓九段。
白1に、黒2以下と連打したのが機敏。
▲と食い込んでいて、下辺は大きくならないと見ています。

 

参考図1 「『攻めが空振り』足の遅い石運び」

黒2の守りは堅実です。
ただ、白3以下と攻めをかわされ、黒イマイチ。

 

第2局 「捨て石作戦!盤面全体を支配する石運び」

黒番は朴廷桓九段、白番は申眞諝九段。
黒1に白2、4が用意された手でした。
黒は種石を守る必要があるので――、

黒5と脱出を図るところ。
ただ、白6以下でAとBを見合いにして、白十分です。

黒13と取られる代わりに、白14以下と外周を厚くします。
白30まで、右辺を捨て石に模様を築いて、白優勢です。

 

第3局 「正確な決断!大コウを譲る大胆な打ち回し」

黒番は申眞諝九段、白番は朴廷桓九段。
黒1と上辺を制したのが好判断でした。
白2と取られる代償に、黒5と中央の主導権を握れました。

 

参考図2 「用意された罠-負けを早めるコウ争い」

黒1以下で黒取り番の本コウです。
ただ、白10周辺にコウ材が無尽蔵にあり、黒はコウに勝てません。

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