囲碁AI

【韓国碁界】囲碁AI不正利用で1年の資格停止処分

11月20日に韓国棋院が金恩持二段(13)のAI不正に「1年の資格停止処分」を発表。
韓国の懲戒委員会は「未成年で過ちを認め、反省した点」を考慮したものと述べています。
同日、韓国規定に「AI使用禁止」が制定され、以下の内容になりました。(こちら参照)

 

・3年の資格停止または除名処分
・即時施行が困難な場合、30日間の資格停止できる緊急制裁

 

韓国チーム代表の睦鎮碩監督は以下の謝罪文を伝達しました。
「正しく指導できなかったことに責任を感じています。囲碁ファンに謝罪します」
コロナ禍でネット対局は画期的な取り組みである反面、対策が強く求められる事件でした。

 

天才少女と評価される金二段。世界戦・呉清源杯本戦出場する実績を残している

この事件は、9月29日のネット棋戦「ORO国手戦」で金二段が李映九九段に勝利したこと。
AIの一致率が90%以上達した上、現在の人間では到底実現できない内容だったようです。
金二段は韓国棋院と韓国のコーチ陣の面談などを通して、AI不正を認めました。

 

「対策の具体的な回避方法」

対局中にマウスが碁盤の外へ逸脱したことを感知する処置が施されていました。
しかし、ウインドウを使用して枠内に外れないよう、不正行為が行われた模様。
※詳細はこちら

 

囲碁AIは、昔の評価を大きく変える革命的な進化に貢献しています。
一方、あまりに強すぎるため、公式戦の場でAIの誘惑に抗えないケースも発生しています。
現在行われている対策は、カメラ監視と金属探知機の持ち物検査です。

ただ、新設された取り組みであり、これから対策を練れば良いと考えています。
賞金の大きい公式戦で、ネットを採用した競技は指折りなはずです。
短絡的に、新しい試みを踏み潰す考えが広まらなければと願います。

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