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【速攻】シチョウ有利で使える、出切りの強襲

黒番は周泓余六段、白番は陳一鳴三段。
シチョウが黒良しの場合、白1に黒2、4の出切りが有力。
いきなり、序盤で優勢を築けるオススメの急戦策です。

 

 

実戦図 「戦いの主導権を奪う、力戦手法」

白1以下が、シチョウが悪い場合の対応です。
ただ、黒有利な戦いに変わらないので、心配する必要がありません。

黒8以下と白を分断しながら、右辺の生きを確かめて黒有利な戦い。
この変化があるため、昔から警戒されている急戦策です。

 

参考図1 「シチョウ有利が条件」

白2には、黒3のカケツギが大切な一手。
難しい変化を避ける意図があるので、覚えてほしいところ。
白8に「Aのシチョウが成立しないこと」これが黒有利の条件になります。

黒9と白10を交換した後、黒11と右辺を補強して黒有利な戦いです。
一連の石運びは、白A以下の抵抗を警戒した安全策で、強くオススメします。

 

参考図2 「無難な進行の欠点」

黒1以下と地を稼ぐのは、シチョウが悪い場合の打ち方。
ただ、この定石を選択する場合は、右下の配石に注意する必要があります。

白8以下と隅を荒らされた後、黒Aは白Bで進出を止められません。
この欠点が大きく、右辺の戦型を選ぶ時は「止められる配石」を準備すべきです。

 

参考図3 「現代的なかわし方」

シチョウが悪い場合、白1とかわすのが現代の打ち方。
黒2以下と分断されても、構わず、右辺の守りを優先します。

黒6で隅を守るなら、白7以下と捨て石にするのが好判断。
白11に黒Aは、白Bの切りが厄介な抵抗になるので――、

黒12が無難な守り方です。
ただし、白13以下で下辺を広げながら、右辺を治まれば白悪くない展開。
白の立場なら、シチョウが悪いことを想定して、本図を想定しておきたいところ。

 

まとめ 「シチョウ有利を活用した、出切りの強襲策」

黒1、3は「シチョウ黒良しで使える強襲策」です。
ほとんど黒有利な戦いになる手法で、シチョウ有利では挑戦してほしい手法。
逆に、白の立場では、本図を選ばない別の道を模索する必要があります。

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