布石一覧

序盤早々の三々戦術ー基本編(5)

今回は対三々戦術の新常識を解説します。三々入りに対して、昔は模様を築きたい方向から押さえるのが鉄則でした。しかし、現代は逆方向から押さえ、相手の石を引き付けて厚くするのが主流となっています。模様はただ広げるだけでは勝てません、効率良く広げる工夫が必要です。

布石の基本(6)【厚みの活用2】

厚みの活用と聞くと、多くの方は模様拡大に役立てることを真っ先に考えるようです。しかし、強くなればなるほど、厚みは攻めに活用する傾向になっていきます。理由の一つは、攻めの調子で地を築いた方が石の効率が上がると考えられているからです。

布石の基本(5)【模様の削減2】

模様の碁を攻略するコツの一つは、実利にこだわり過ぎないことです。目先の利益に惑わされず、全局的なバランスを取れれば碁の質が飛躍的に上がります。本題を通して、力技を使わずに簡明に局面をリードする術を掴めれば幸いです。

序盤早々の三々戦術ー基本編(4)

今回は対中国流に対する序盤早々の三々戦術を紹介しました。従来の考え方では、三々に入られるのは黒が歓迎する展開でしたが、先の打ち方がわかり黒容易でないことがわかっています。大局観を求められる戦術ですが、近い将来、常識的なものとなるのでぜひ挑戦してください。

序盤早々の三々戦術ー基本編(3)

今回は模様を築きやすい三連星にも有力であることを紹介します。三々の定石は厚みを築かれる短所があり、相性の悪い組み合わせに思えるかもしれません。しかし、柔軟な発想と冷静な形勢判断で局面を見渡せば、黒容易でないことに気づきます。

序盤早々の三々戦術ー基本編(2)

今回は昔からよくある戦型から三々戦術を紹介していきます。序盤から狭いところに入るため、人間的な感覚ではとてもよく見えないと思います。しかし、厚みを厚みとして活かすのが見た目以上に難しく、結果的に三々を打った側が有利になるのです。

序盤早々の三々戦術ー基本編(1)

近い将来、序盤早々の三々入りは碁の常識的な戦術となります。初回は二連星の布石を題材に序盤の呼吸を解説していきます。相手の出方を見て変幻自在に打ち方を変えられる長所があり、応用範囲の広い戦術と言えるでしょう。

布石の基本(4)【模様の削減1】

模様を張られた時に取るべき戦術は「模様を消す」ことです。相手に包囲されない境界線で模様を制限できるので、簡明に局面をコントロールできます。初回は模様を消す手段としてよく用いられる「肩ツキ」の呼吸を紹介します。

布石の基本(3)【厚みの活用1】

今回は厚みの活用について紹介しました。右上の構えは白を制しているだけでなく、厚みとしても働きます。白は厚みを軽視して足早に打ち回しており、右上の厚みを背景に白のやり過ぎを咎めていきたいところ。

布石の基本(2)【厚みの距離感2】

前回に続き、厚みの距離感についての記事を執筆していきます。今回は整形の手筋を用いるので少し難しいですが、基本的な考え方は変わりません。「厚みに近づかない」という発想を基に、本テーマ図に臨んでみてください。

布石の基本(1)【厚みの距離感1】

今回のシリーズは布石の基本を簡明に紹介していきます。幅広い棋力の方に見てもらえるよう、易しい局面で考え方主体に解説していく予定です。初回は厚みに近づかない長所をまとめました。一路の差で大きく戦況が変わることを体感してもらえれば幸いです。

序盤早々の三々対策(1)

序盤早々の三々入りが大流行しており、星にカカリを打つ方が珍しくなりそうな勢いです。今回は三々入りが用いられる代表的な布石から簡明な対策を紹介していきます。白番の場合、自分が模様を張るよりも相手に模様を張らせない呼吸で打つと良いようです。

小林流の対策(2)

今回は黒が地に辛く打った場合の対抗策を紹介していきます。地を稼がれると焦りますが、目先の利益に惑わされずに全局的な石運びを重視することで簡明に白優勢を築くことができます。暫く、小林流は終わった戦術となるかもしれません。

小林流の対策(1)

数回に分けて小林流の簡明な対策を紹介していきます。昔は白悪いと言われて変化も、囲碁AIの手法を用いることで評価が逆転しました。今回は代表的な変化を中心に解説していきます。

中国流の対策(2)

前回より、対中国流は小目を基点とする模様を築かせて荒らすのが有力です。今回はその点を改良した黒番の中国流にどう対抗すべきか、検証していきます。難しい戦い方もありますが、比較的簡明な打ち方を主体に紹介します。

中国流の対策(1)

今回から中国流対策の一端を数回に分けて紹介していきます。一時前は猛威を奮っていた戦術でしたが、研究が進んだことで打たれる機会が減っています。全局的なバランスでの対策なため、黒番から対抗策を打ち出しづらいのが要因の一つです。