流行形研究

【流行の打ち込み対策】3パターンで把握する、現代の対策方法

 

「白5の対策を教えてください!」

 

序盤で打たれても、対応するのに骨が折れますよね。
そこで、3パターンで対策できる打ち方を紹介します。
実戦ですぐに使える簡明策も用意したので、活用してみてください!

 

この記事を読むメリット

・打ち込み対策がわかる

・いろいろな局面で応用できる

・すぐに実戦で活用できる

 

今回の対策は、知っているか否かで10目以上の差が生まれます。
知識量が勝敗に影響するため「多くの選択肢を持てるか」が重要です。
それでは、早速みていきましょう。

 

 

パターン1 「現代主流の打ち込み対策」

黒1と白2を交換し、黒3と受け方を見るのが主流。
相手の出方を見て、自在に打ち回せるのが長所があります。

白4には、黒5以下と封鎖していきます。
ポイントは「白4があるため、連絡する価値が低い」ことです。

白10から12と連絡するなら、黒13と厚みを整備して一段落。
黒は厚みを築きながら、Aと隅を荒らす手段を見て、黒悪くない展開です。

 

参考図1 「隅の削りが大きい」

前図に続き、白1と受けるなら、黒2以下と荒らします。
黒は下辺を荒らされた分を、左下で取り戻せるので問題ありません。

 

参考図2 「大同小異」

白2から6と連絡するのはどうか。
これも、黒7以下と隅を荒らせるので、黒十分なワカレです。
(白Aは黒B以下と止める手段があります)

 

参考図3 「従来の打ち方は地に甘い」

黒1、3と封鎖するのが、従来の打ち方です。
ただ、白4以下と地を稼がれるため、白満足なワカレになります。
黒Aは白Bで取れる形で、隅が地にされるのが現代対策との決定的な差です。

 

参考図4 「相場のワカレ」

白2と連絡される場合、黒3以下と厚くします。
白に隅を固められても、下辺の進出を止められたので、黒悪くないワカレ。

 

参考図5 「盲点になりやすい、白の対策」

黒1には、白2と手を戻すのが白の対策です。
黒3に受けず、白4など大場に走るのが意図になります。
白A以下の手段があり、黒にもう一手かけさせられるのが自慢です。

 

参考図6 「結論:厚みと実利のワカレ」

以上より、白2に黒3と下辺進出を止めるのが相場。
白に手番を奪われても、右下の黒陣が厚くなってので黒十分です。

 

パターン2 「強気な封鎖が肝心」

黒3に白4と受けたパターンを見ていきます。
この場合は、黒5以下と下辺の連絡を断つのが大切です。

白8以下と根拠を求めた時、黒13と強気に進出を止めます。
右下に黒の援軍がいれば、ほぼ成立する打ち方です。

白14にも、黒15と受けるのがポイント。
白16以下と生きられても、黒は厚くできるので悪くない進行。
状況に応じて、黒AやBを使い分けられるのも、黒の自慢です。

 

参考図7 「緩急自在な石運び」

白1、3にも、黒4と強気に根拠を奪っていきます。
白Aは黒B以下で白ツライ進行です。(参考図8を参照)

白5、7の追求に、黒8以下と左下の守りを優先するのが好判断。
白Aの切りが気になりますが――、

白11、13には、黒14以下と左辺方向を厚くします。
次に黒Aが厳しいため、白は左下隅を守るところ。
黒は左辺に黒陣を展開して、黒満足な進行です。

 

参考図8 「脱出対策は万全」

白2と脱出するのは、黒3以下が手厚い収束。
次に、黒A以下で眼を奪えるため、白容易ではありません。

 

パターン3 「オススメの対策、手抜きのスピード作戦」

白1に受けず、黒2と大場を占めるのがオススメしたい対策。
白3と連打されても、黒AやBの狙いがあるので焦る必要はありません。
この戦術の長所は「難しい技術はいらない」ことです。

 

参考図9 「手抜きできない理由」

白1など下辺を手抜きするのは、黒2が厳しい。
黒8まで、AやBの好点を回れるので、黒有利な戦いです。

 

まとめ 「低い打ち込みは怖くない」

黒2が「難しい技術がいらないオススメ対策」です。
主流の対策も有力ですが、複雑な変化もある短所があります。
簡明にかわしたい方は、黒2を試してみてください。

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