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【小目の1間バサミ攻防】相手に変化の余地を与えない、コントロール戦術

黒番は檀嘯九段、白番は申眞諝九段。
白1のハサミは、黒2に白3以下と切るのが意図。
ほぼ一本道の変化なので、局面をコントロールしやすいです。

 

一間バサミの特徴

  • 地に辛い構想を描ける
  • 局面をコントロールできる

 

「安定した序盤を実現したい」
そんな方にオススメの手法です。

 

 

実戦図 「手厚い石運びで、相手の抵抗を封じる」

黒1、3に、白4と黒1子を制します。
黒7と構えられても、白8と稼ぎながらAを狙って白十分です。

黒9には、白10の反撃が厳しいです。
黒11と分断するなら、白12以下と左下を攻めて白好調。
下辺の白は、AやBと眼を作る手があり、見た目以上に強いです。

 

ポイント

相手の反発には、反撃して有利な戦いに導けます。

 

参考図1 「地を稼ぎ、堅陣を築ける」

黒2と受けるなら、白3以下で根拠を確かめます。
▲の働きが失われる上、周囲の白が強いので、黒の厚みが活かせません。

 

参考図2 「厚みを重複させる」

黒1が無難な構え方です。
ただ、白2以下と地を稼げば、黒の厚みが重複するので白十分。

 

参考図3 「別案の有力な手段」

白1のコスミも有力です。
例えば、黒2と受けるなら、白3以下と徹底的に形を決められます。
黒を縮こまった形に導き、白成功です。

 

まとめ 「相手の動きをコントロールする手法」

白1は「相手の動きを強制し、コントロールするのが意図」です。
黒2が主流となった現代では、実戦で再現性の高い打ち方といえます。
実利もガツガツ稼げるので、試してみてください。

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