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【小目の一間高バサミ】相手の動きをコントロールできる対抗策

黒番は辜梓豪九段、白番は党毅飛九段。
白3に黒4、6と切るのは、当然の反撃です。
ただ、シノギの手段が研究され、白も戦えることがわかっています。

 

白の対応策の特徴

  • 捨て石で外周を厚くできる
  • 複雑な変化が少なく、コントロールしやすい

 

相手の追求を無力化できます。
重要な変化は、2つだけなので実戦で活用しやすいです。

 

 

実戦図 「用意された捨て石作戦」

黒1には、白2以下と左辺の進出を止めます。
もし、黒8と切られても、白はかわす手があるので心配ありません。

白9と封鎖するのが、好手です。
黒10以下で固められても、左辺に白模様を築けるので十分です。

 

ポイント

捨て石の発想を持つのが、強襲をかわすコツです

 

参考図1 「1本道の攻め合い-大きな実利に軍配」

黒1以下と封鎖を嫌う進行が考えられます。
ただ、左辺の白が固まったので、白8の動き出しが成立します。

黒9と上辺を止めるなら、白10以下で攻め合いになります。
変化の余地はなく、この進行へ収束します。

白26まで、一本道でセキの形になります。
白は左辺に確定地を得ながら、Aと模様を荒らす手も見て、白十分です。

 

参考図2 「知っておきたいコウの手段」

黒1に、白2の二間トビも有力です。
黒3と分断しにきても、白4以下でコウになります。
局面に応じて、前図の変化と使い分けられるのも、長所です。

 

参考図3 「ノビを推奨できない理由-薄くなるのが原因」

白2は考えられますが、オススメしません。
黒3以下で黒に厚い形を築かれるため、全体的に白が薄くなるからです。

 

まとめ 「相手の動きをコントロールできる手法」

白1以下は、知っておきたい戦いの呼吸です。
相手が取れる選択肢は少なく、局面をコントロールできます。
手数は長いですが、使えると強力な武器になります。

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