黒番は申眞諝九段、白番は柯潔九段。
白3が利点の多いオススメの受け方。
発動条件は「シチョウ良し」です。
大斜ガケの特徴
- シチョウ良しが発動条件
- スピード重視の整形術
- 戦う必要は一切なし
条件を満たせば、有力なハサミ対策になります。
戦いが苦手な方に、オススメです!
目次
実戦図 「戦わずに打てる!地を稼ぐ安定重視の手法」
黒1には、白2から4と受けます。
根拠を求めるのが、ポイントです。
黒5には、白6以下と切断します。
白6、8は、黒A以下に備える大事な手続きです。
黒13、15に、白16以下が効果的な守り方。
右下の攻めを残せるのが、白の自慢。
ポイント
攻めを横目に、地を稼げるのが長所です
参考図1 「工夫不足の受け方-相手に先行される」
白1は踏み込み不足です。
黒2以下と大場に先着されます。
白5には、黒6以下でかわせます。
厚くする狙いがあり、厳しく追求できません。
参考図2 「切り違いのサバキ!スピード加速で走り切る」
黒2には、白3で安定を図ります。
ポイントは、右下の補強です。
黒4には、白5以下と守ります。
右下は生きているので、白9以下と大場を走れるのが大きいです。
参考図3 「シチョウ良しが必須条件!必ず確認しよう」
黒1は、白2以下でシチョウです。
成立しない場合、白が悪くなりやすいので注意です。
参考図4 「昔の変化は乱戦模様-力自慢向けの進行」
白1以下が、従来の変化です。
黒の勢力圏で戦うので、オススメしません。
まとめ 「シチョウ確認で使える!有力なかわし方」
白1、3と流行の手法です。
シチョウが良ければ、地を稼ぎながら治まれます。
ハサミ対策の1つとして覚えておきたいです。