流行形研究

【小目のシマリ布石】流行形の5線様子見の意図と簡明な対応方法

 

「黒10の意図を教えてください!」

 

この手は、流行している手法の1つです。
「右辺の白陣を制限する」意図があり、白は反発する流れになります。

 

この記事を読むメリット

・流行手法の意図がわかる

・具体的な対応が理解できる

 

ポイントさえ押さえれば、怖い手法ではありません。
「どうすれば、うまく対応できるか」簡潔にまとめました。
それでは、早速みていきましょう!

 

 

想定図1 「やってはいけない堅実な受け」

白1と受けるのは、黒2と封鎖されます。
右辺を効率的に制限され、白不満です。

白5以下と突破しても、上辺に黒模様が広がります。
黒Aの利きもあり、見た目以上に深いのです。

 

ポイント

穏やかな進行は、黒の意図にハマります

 

参考図1 「5線の様子見が必要な理由」

黒1と厚くするのは、工夫不足です。
白2以下で、右辺が膨らむだけでなく、上辺に先着されてしまいます。
様子見の意図は、この進行を避ける意味が強いです。

 

想定図2 「追求をかわすツケの手法」

前図より、白2と反発する一手になります。
黒5まで、上下の白が狙われそうですが――、

白6のツケが簡明策です。
黒7には、白8以下と地を稼ぎながら、補強して白十分です。
右下の白は取られる心配はなく、黒の追求をかわせます。

 

ポイント

ツケで治まるのが、追求をかわす簡明策です

 

参考図2 「力を貯めるのが肝心」

黒2には、白3以下と整形するのがポイント。
後に、Aと稼ぐ好点や、Bと右辺を攻める狙いがあるので、白十分です。

 

参考図3 「準備不足の補強」

いきなり、白2と根拠を求めるのは軽率。
黒3の切りが厳しく、白苦しい戦いを強いられます。

 

想定図3 「準備しておきたいカウンター」

黒2、4と眼を奪ってきた時、白5のワリ込みが好手。
相手の追求をかわし、反撃するのが狙いです。

黒6には、白7以下と右辺の攻めに転じて、白悪くない展開。
相手の利かしを先手で対処できる、有力な石運びです。

 

ポイント

「攻守逆転するカウンター手法」は押さえておきたいところ

 

参考図4 「柔軟にかわす石運び」

前図に続き、黒1と脱出する場合を見ていきます。
白2以下と対応するのが、オススメのかわし方です。
例えば、黒Aには白B以下で、右辺の黒が崩壊します。

黒7と穏やかに受けるなら、白8以下と補強を優先します。
黒に厚くされても、白14で上辺の模様形成を牽制すれば、白十分です。

 

まとめ 「反発する姿勢と、サバキの手筋が重要」

黒1の様子見に対し、白2と反発するのが出発点。
黒3、5と裂かれた時、白6が整形の手筋になります。
「反発」と「手筋」を押さえれば、黒の追求をかわせます。

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