流行形研究

【小目の2間バサミ研究①】運用しやすい積極的な守り方

 

「小目の2間バサミは良くないと聞くけど、どう打てばいいの?」

 

この現代定石のテーマは「積極的な守り」です!
ハサミを打たれた側が、反撃する打ち方で大流行しています。
事前に準備さえすれば、ライバルと差をつけられるのでオススメです

 

この記事を読むメリット

・最新形の打ち方が身につく

・研究量でライバルに差をつけられる

 

今回は2回に分けて、代表的な変化を紹介します。
過去に多くの失敗体験から「これを知れば間違いない」ものを絞りました。
小目の2間バサミ攻略のヒントが、掴めるはずです。

 

 

パターン1 「隅に圧力をかける、積極的な守り方」

黒1のスベリがオススメ。
白2には、黒3と左下の白を封鎖していきます。
続いて、白Aは黒Bではっきり飲み込んで、黒成功です。

白4、6と左辺の形を崩すなら、黒7としっかり守ります。
白8で、下辺の黒が心もとない格好ですが――、

黒9以下と丁寧に守るのが肝心。
Aと右辺へ進出する狙いと、Bと左下の白を取り切る手が見れます。

白16など、外側を守るなら、黒17と取り切ります。
白18に、黒19以下でAとBを見合いにして、黒満足です。

 

参考図1 「守り重視で十分」

白1と受けるなら、黒2以下と下辺へ進出します。
白Aは、黒Bで外側の形が崩れてしまいます。

白5には、黒6以下と生きを確かめます。
白は、左下を生きる必要がありますが――、

白19と守る必要があります。
黒20以下と先手で守りながら、黒26など大場に走れるので、黒十分な展開です。

 

参考図2 「実利が大きい」

先に、白2と隅を守るなら、黒3以下で飲み込めます。
基本的に、隅が飲み込めれば、黒悪くないワカレです。

 

参考図3 「下辺の守り方に注意」

黒1のスベリは、白2以下が厳しいです。
黒Aは白Bで飲み込めるので、黒ツブレ。

 

パターン2 「地に辛い、堅実な受け方」

白1と受けるなら、黒2以下と隅を取るのが簡明。
黒の実利が大きく、黒悪くないワカレです。

 

参考図4 「選択肢に入れたい、手抜きの作戦」

黒1と大場へ走るのも有力。
白2で取られますが、黒5と2手分走れるので、考慮したい着想です。
ただ、難しい打ち方なので、パターン2図を推奨します。

 

まとめ 「簡明にかわす、小目の2間バサミ対策」

白2から6の戦型では、黒7のスベリが有力です。
相手の眼形を奪い、選択肢の余地を狭められる長所があります。
比較的使いやすい受け方なので、活用してみてください。

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