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【第25回LG杯朝鮮日報棋王戦・8強戦】韓国が3席獲得

中国の楊鼎新九段を下した朴廷桓九段。前大会に続き、決勝進出なるか

11月9日にネット対局で「第25回LG杯朝鮮日報棋王戦」の8強戦が行われました。
韓国の朴廷桓九段、申旻埈九段、卞相壹九段の3名が勝利し、韓国の独占優勝に近づいた。
なお、優勝賞金は3億ウォン(約2740万円)、準優勝は1億ウォン。(こちらを参照)
以下に戦績をまとめたので、参照ください。(左側が勝者)

 

【11月9日(月):8強戦の結果】
朴廷桓九段(韓)―楊鼎新九段(中)
卞相壹九段(韓)―姜東潤九段(韓)
申旻埈九段(韓)―李泰賢七段(韓)
柯潔九段(中)―元晟溱九段(韓)

【11月11日(水):準決勝の組合せ】
朴廷桓九段(韓)―申旻埈九段(韓)
卞相壹九段(韓)―柯潔九段(中)

 

中国勢で勝ち抜いた柯潔九段。三星杯に続き、本棋戦優勝も射程圏内に

数年前、世界戦の勢力図は中国の独走が続いていました。
ただ、今年は日本の一力遼八段や台湾の許皓鋐六段など世界戦上位に食い込んでいます。
韓国も中国の背中を捉えており、大きく変わりつつあるのかもしれません。

 

 

ハイライト1「一瞬の隙を突き、ペースを握る」

黒番は朴廷桓九段、白番は楊鼎新九段。
白1のツケに、黒2以下と反撃したのが好判断。
この攻防を境に、黒が盛り返していきます。

白7に、黒8から12と封鎖します。
白13はコウを誘う意図ですが、冷静に黒14と隅を守るのが好判断。
白17と連絡を許しても、黒18と左辺を広げれば黒悪くない展開です。

 

参考図1 「コウの決行は困難」

黒1とコウに臨むのは難しいです。
AやBに加えて、白4周辺にもコウ材が多く、黒苦しい戦いです。

 

ハイライト2「僅かなチャンスを逃す」

黒番は元晟溱九段、白番は柯潔九段。
白2、4に、黒5以下と穏やかに受けたのが、逸機でした。
白10と中央の主導権を奪い、白が押し切りました。

 

参考図2 「間隙を突く」

黒1以下と、中央の主導権を奪うのが好手。
黒7から9で右辺の黒は生きるので、黒悪くない展開でした。

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