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【第22回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦・第8戦】日本2名残る

世界戦の応氏杯、三星杯で優勝経験のある中国の唐韋星九段

11月23日にネット対局で「第22回農心辛ラーメン杯世界最強戦」の第8戦が行われた。
日本の芝野虎丸九段は中国の唐韋星九段に破れ、日本は残り2人となりました。
明日の第9戦では、韓国の申眞諝九段が出場します。(こちらを参照)
以下に戦績をまとめたので、参照ください。

 

対局日 開催地 勝者 敗者
第1戦 10月13日 ネット対局 洪基杓九段 范廷鈺九段
第2戦 10月14日 許家元八段 洪基杓九段
第3戦 10月15日 辜梓豪九段 許家元八段
第4戦 10月16日 辜梓豪九段 姜東潤九段
第5戦 11月20日 辜梓豪九段 村川大介九段
第6戦 11月21日 申旻埈九段 辜梓豪九段
第7戦 11月22日 芝野虎丸九段 申旻埈九段
第8戦 11月23日 唐韋星九段 芝野虎丸九段
第9戦 11月24日

【残りの選手】
日本:井山裕太九段、一力遼八段
中国:柯潔九段、楊鼎新九段、唐韋星九段
韓国:朴廷桓九段、申眞諝九段

 

日本の芝野九段は連勝とならなかったが、貴重な1勝でチームに貢献

粘り強く打ち進めた芝野九段、最後まで勝機を見い出せずに敗退。
ただ、第2ラウンドは1勝を掴み、最終ラウンドに日本は2名を残す戦況となりました。
2015年以来の良い戦況で、今大会で2回目の優勝を果たしたいところ。

 

 

ハイライト1「手厚さ優先でスピード減速」

黒番は唐韋星九段、白番は芝野虎丸九段。
白1以下と、右上を丁寧に補強する進行を選択。
ただ、黒8の絶好点に走られるため、白が若干遅れた碁形になりました。

 

参考図1 「最大限に活用する利き」

白1のボウシが有力でした。
黒2と突破を目指すなら、白3から5でAとBを見て白有利な戦いです。

 

ハイライト2「不発の打ち込み」

黒1以下と整形するのに対し、白8から10と守ったのが甘かったようです。
黒11で左辺の打ち込みを無力化されてしまったのが、白の泣き所。

 

参考図2 「長期戦を目指す」

白2と左辺の黒陣を割るのが有力でした。
黒3以下と白2子を取られても、白10から12で左辺を整形できます。
白に弱い石がなくなり、長期戦模様に持ち込めそうです。

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