手軽に囲碁を始める方法「純碁のススメ」

「囲碁を始めたいけど、何をすべきかわからない」方は「純碁」を始めてみてください
最初の壁である「ゲームの終わり方」が簡潔で、地の計算以外は囲碁のルールと同じです。
始めるステップは少なく、入門者にはオススメです。(公式ページはこちら

 1 「純碁」とは?

囲碁の入門用として、王銘琬九段が提唱したゲーム。
ルールを簡明にすること、入門者でも囲碁を理解しやすくなっています。
勝敗のつけ方以外、囲碁と同じである上、短時間で打てるようになるのが魅力です。


・「石の死活」を学ぶ必要がない

・ゲームの終わり方がわかりやすい

・覚えるべきルールは5つだけ

・10分ほどで純碁が打てる

今までの方法は「囲碁が打てる目線」で入門者にルールを教えるものでした。
越えるべき壁が多く、興味を持って始められる人は限られていました。
その課題を克服したのが、手軽に始められる「純碁」です。

 2 「純碁」の5つのルール

純碁は簡単な5つのルールで、ゲームができます。
「囲碁を全く知らない立場」で作られており、簡単に始められる工夫が施されています。

・黒白交互に一手ずつ打つ
(打ちたい所がなければ「パス」できる)

・相手の石を囲めば取れる
(AとBに黒石を置けば、白石を取れます)

・囲まれている所には打てない
(△の箇所には打てません)

・取る、取られる場所は、すぐ取り返せない
(黒1と抜かれた後、すぐに取り返せない)

 

・両者続けて「パス」して終わり、盤上の石数が多い方が勝ち
(黒石23個、白石22個で黒が1個差で勝ち)

 3 ゲームの終わり方

「純碁」は「盤上の石数を競う」ゲームなので、盤上に多く残すことを目指します。
どのようにゲームが終わるのか、3ステップで終わる流れを見ていきます。

①互いの陣地を囲って、大まかな境界線を作ります

②石数を増やすため、できる限り石を置きます
(石数が増やせなくなったら「パス」する)

③石数を数えて、多い方が勝ちです
(黒石が23個、白石が22個で黒が1個差で勝ち)
※取った石は何もする必要はありません。

一つだけ注意してほしいのは「石を抜かれないこと」です。
下図の事故は起こりやすいので、注意してください。
 
 4 日本ルールへステップアップ

「純碁」で基本ルールが掴めたら、一般的に打たれる囲碁の終わり方を学んでみましょう。
一言で言えば、「石数」から「陣地」を競うゲームに変わります。

 

左図は「日本ルール」の終わり方です。
互いに囲った地を数え、黒地が16目、白地が15目で黒1目勝ちになります。
ただ、自陣に手がないことが前提なので、心配であれば右図のように手を入れて構いません。
陣地が削れて損になりますが、手入れの判断は経験の積み重ねがないと難しいです。

 5 最後に

いきなり、日本ルールで碁を始めるのは、多くのハードルがあり難しいです。
「純碁」は囲碁の流れを掴む上で、手軽にすぐ打てる良い方法の一つと言えるでしょう。
入門者や碁を教えたい方は、「純碁」を使うのが良いかもしれません。

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