カカリの三々入り「数手で変わる石の強弱」


今回は、カカリがある場合の「三々入りの受け方」を解説します。
石が少ない状況下で、どのように形を築くか、これがテーマです。
わずか数手の工夫をするだけで、大きな差が生じる必須の整形術があります。

今回のポイント
・ツギは形を崩すのでNG
・断点の守り方が焦点


この戦型は、両カカリがうまくいかない時に表れる形。
本記事の内容と、両カカリ対策を押さえれば、カカリに手抜きする基本は万全です。
「カカリに必ずしも受けなくても良い」理由が見えてきます。

両カカリの簡明なかわし方をまとめました。配石に関わらず使える優秀な受け方と、シチョウ有利な場合に用いれる手法を解説します。両カカリの対応に悩んでいる方は、これを読めば不安が消えるはず。
今回は高い両カカリへの簡明な対処法をまとめました。厳しく迫られても、積極的に応じることで有利に事を進められます。実戦で表れやすい変化に絞り、すぐ活用できる構成となっています。
 テーマ「断点の守り方」


白1には、黒2以下と裂くところ。
白7に「断点をどう守るか」、後の打ち方に大きな影響を及ぼします。

 推奨図「根拠を重視」


黒1、3が安定重視の守り方です。
白4と守るなら、黒5と根拠を持てるので、黒悪くないです。
続いて、白Aは黒B以下で戦えます。

 参考図1「厚い格好」


白2、4と黒陣の薄さを強調されても、黒5で問題ありません。
白Aには黒B以下と封鎖して戦えます。

 参考図2「見合いの筋」


白2には、黒3から5でAとBを見合いにして治まります。
黒1で白の追及を簡明にかわせるのが自慢。

 参考図3「昔の守り方」


黒1、3は昔の守り方。
白4以下と重複形に持ち込んで白成功です。
後に、AやBと寄り付けるのも大きい。

 参考図4「隙が残る」


黒3と守るのも、白Aの狙いがあって守りに働いてません。
現代では、ツギで受けるのは良くないと評価されています。


白4以下の進行が一例。
黒Aで白ニ子を取られますが、先手で白は下辺を占められるので十分です。

 まとめ


黒1、3が現代の定石になりました。
AとBを見て、安定を図るのが黒の意図。
従来の打ち方より、はるかに安定感を増しているのでオススメです。

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