星の大ゲイマジマリ「強襲かわす安全策」


星の大ゲイマジマリで生じる「強引な仕掛け」の対処を見ていきます。
この戦型を躍起に咎めようとして失敗した経験がある方も、少なくないはず。
今回は比較的わかりやすく収束できる打ち方を紹介します。

今回のポイント
・整形するのが第1優先
・石を取る必要はない


この対処法は「整形重視で事故が起こりづらい」のが最大の長所。
石を取ることが目的でないので、深い読みが必要でないのも強みです。
広い棋力の方が使えるよう、改造したので参考にしてみてください。

 テーマ「強襲の対処法」


白1のツケは、星の大ゲイマジマリに手をつける有名な手法。
今回は、黒2から6と強く反撃された場合、どうすべきか見ていきます。

 推奨図「冷静な対処」


白1と黒2を交換した後、白3と受けるのが簡明です。
黒はAかBと受けざるを得ないところ。


黒4には、白5と手数を伸ばした後、白7と追及します。
白9までの形は「石塔シボリ」と呼ばれる有名な手筋です。


白11、13を決めた後、白15と下辺を補強するのが推奨します。
続いて、黒Aは白Bで白四子を助けられます。
※白15でBでも手になるので、局面に合わせて使い分けてください。


黒16、18で白四子は取られますが、白19以下と下辺が強くなるので白十分。
白Aが利くのも大きく、厚い形を築けます。

 参考図1「シチョウ」


黒2と受けるのは、白3から5でシチョウです。
ただ、シチョウ関係が黒良しでも、白不満ないワカレになります。

 参考図2「立派な構え」


シチョウ関係が白悪い場合、白2のコスミで整形するのが手筋。
黒3には、白4以下と立派な形を築いて白成功です。

 参考図3「ノビの対処」


黒2には、白3から5と動き出します。
黒6が手筋で、ほぼ取られた形ですが、


白7以下と下辺を補強して白成功です。
Aの狙いやBの利きがあり、弾力ある形を築けるからです。

 まとめ


以上より、白1のツケには黒2以下と隅を固める相場です。
一般的に、このワカレは隅の黒地が大きく、黒十分とみられます。
ただ、黒模様を荒らしたい場合、白1は有力な手法の一つと言えます。

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