ケイマガケ手法の注意点


流行のケイマガケの注意点を取り上げます。
この手法は使い方を間違えると、わずか数手で悪くする可能性がある短所を抱えています。

今回のポイント
・隅が固まれば成功
・自陣が裂かれるより、手番を優先
・仕掛けた側のリスクが大きい

昔からごく普通打たれた手法が、次の日には姿を消すことは珍しくないです。
今回紹介する打ち方も、見慣れている方にとって、ショックかもしれません。

 テーマ「現代の評価」


黒1、3は現代碁の常套手段です。
ただ、後続手段として黒5を使うのは悪手になりやすく、使う局面を選ぶ必要があります。
昔はいつでも打てる手法でしたが、今では大きく評価が変わっています。

 参考図1「地が大きい」


白1、3と露骨に飲み込むのが好手。
あまりに俗筋だったため、人間だけの発想では盲点になりがちな受け方でした。


黒4、6には白7と受けるのが冷静。
黒8と破られても、先手で隅を固めて大場に走れるので、白十分なワカレ。
黒から仕掛けて後手を引く場合、大きな戦果が求められるものです。

 参考図2「追及不足」


黒4には白5、7と丁寧に受けます。
黒は先手を取れても、攻められる可能性がある上に白の実利が大きく、黒不満です。

 参考図3「見合いの筋」


黒2と押さえるのは軽率。
白3まで、AとBを見合いにされるので、黒良くないです。

 まとめ


黒1、3は非常に弾力ある形でオススメです。
ただし、形を決める場合は、AやBを使い分ける必要があるので注意してください。
この形の長所の一つは、相手の出方を見て「自在に整形できる」「軽くかわせる」ことです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする