第24回LG杯朝鮮日報棋王戦本戦ー決勝三番勝負第2局


2月12日に韓国で「第24回LG杯朝鮮日報棋王戦」の決勝三番勝負第2局が行われた。
韓国の申眞諝九段が朴廷桓九段を勝利し、2連勝で自身初の世界戦優勝を決めた。
「世界戦優勝できて嬉しい。これをスタート地点として、他の世界戦でも優勝し、
李世石九段や柯潔九段のような歴史的棋士になりたい」と局後に申九段は語った。
優勝賞金は3億ウォン(約2750万円)、準優勝は1億ウォン(約910万円)だ。(参照はこちら)

申眞諝九段は2000年3月17日、韓国・釜山で生まれた。
5歳で囲碁を始め、2年後にはネット碁九段にまで成長したという。
2013年1月、当時12歳の申九段は李昌镐九段を破り、頭角を現した。
「20歳になる前に必ず世界戦で優勝する」今回はそれをまさに実現した。
2018年、天府杯決勝で柯潔九段に敗れ、機会を逃した痛みは計り知れない。
その失敗を乗り越え、真の勝者となった申九段、これからの活躍に注目だ。

 局面図1「珍しい序盤」


黒番は申眞諝九段、白番は朴廷桓九段です。
黒1から7と強引に切断し、戦端が開かれた。
上辺の攻防が中盤の勝負所となりました。


白8には黒9から19と裂いていきます。
これは左下への助けにも働いており、一石二鳥の働きを有しています。


白20から28と整形して一段落。
その後、黒29から31とサバくのが一連の流れの狙いでした。
シチョウが黒良しなので、白Aは黒B以下が厳しく分断できない形です。

 局面図2「卓越の力技」


黒1と一杯に地を稼いでいきます。
ただ、この手にはもっと広大な構想が隠されていました。


白2から6と穏やかに受けていきます。
ただ、白10と連絡を図ろうとした瞬間、申九段の決定打が炸裂します。


黒11と動き出したのが好手でした。
白12には黒13以下と下辺の連絡を断ち、最終的に全て飲み込む戦果をあげます。
その後も隙のない石運びを見せ、申九段が充実した内容で世界戦優勝を決めました。
結果、黒中押し勝ち。

2月10日に韓国で「第24回LG杯朝鮮日報棋王戦」の決勝三番勝負第1局が行われた。韓国の申眞諝九段が朴廷桓九段に勝利し、世界戦初優勝まで後1勝に迫った。第2局は2月12日に同所で行われる。
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする