三々定石の難解形攻略(1)


今回は「三々定石難解形の攻略」です。
思い通りの構想を描けるので、オススメです。

今回のポイント
・誰でも使える一本道の道筋
・配石で難解形の簡略化を図る
・有利な戦場で主導権を握る

読み終える頃に「長手順なのに変化の余地が少ない」と気づくはず。
それだけ強制力がある布石システムなのです。

 テーマ図「正面突破」


白2、4の受けに、黒5が難解形の出発点。
ここで、白6の様子見が面白い手法です。
相手の出方を見て、左下の打ち方を変える意図です。

 推奨図「簡明に有利」


黒1以下と地を稼ぐのが、よく打たれる戦型。
白8まで壁を用意して、白10と受けるのが狙いです。


当然、黒11から19と薄みを突いていきます。
この時、白20とツギを選ぶのがポイントです。


黒21と手を戻すのは必要な一手。
白22から34と外周の戦いに導いて白成功です。
黒Aと逃げるなら白Bと大きく狙います。

 参考図1「追及の対処」


この戦型で、黒5の対応は考えるべきです。
想定することで、実戦で余裕が生まれます。


白6から10が整形の手筋です。
AとBを見合いにし、追及をかわします。


黒11、13には白14と封鎖して白十分です。
黒に生きられても、AやBの好点に回れるからです。

 参考図2「冷静に収束」


単に黒1と打つなら、白2と応じます。
黒Aは白B以下と連絡して、白成功です。


黒3以下の抵抗には、白10と冷静に受けます。
後に白Aが厳しい上に、左辺の模様に芯を入れれば白良しです。

 参考図3「正確な判断」


黒1、3には白4と捨てるのが好判断です。
白6と固めながら、中央の攻めを見て白優勢。

 まとめ


黒2と難解形に引き込もうとされた時、白3のツケが有力です。
紹介した進行になれば、変化の余地はほとんどありません。
次回はもう一つ想定したい進行を紹介します。

今回は想定した理想図を崩しべく、相手に強襲された場合の対応を解説しました。基本的に「守り重視」の打ち方で耐え切ることができます。前回と今回の打ち方で、この戦型は攻略できると言えるでしょう。
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