囲碁AI研究のコツ

現代では囲碁AIで勉強するのが当たり前になっています。
ただ、どう使うのが良いかわからない……という方も少なくないはず。
そこで、今回は囲碁AIを使う上で3つの大切なポイントを紹介します。

囲碁AI活用のポイント
・複数の囲碁AIを活用する
・手を調べる回数をできる限り増やす
・シチョウやコウなど、読みが絡む場合は信用し過ぎない

この点さえ押さえれば、囲碁AIの長所を取り入れて、短所を切り捨てられます。
それでは、具体例を通して解説していきます。

 「何を見たいか」盲点になる原点


「囲碁AIは人間を超えているから、どれを使っても同じ」と思うかもしれません。
しかし、実際は成長過程が異なる関係で、向き不向きが存在するのです。
自分は下記のように使い分けて活用しています。

・鋭い手筋や読み=ELFOpenGo
・複数の候補手を知りたい=LeelaZero
・人間に近い形勢判断=Minigo
・目数差をみたい=Katago
なぜ、使い分ける必要があるのか。
例えば、ELFOpenGoの形勢判断は極端であるため、Minigoの方が納得しやすいです。
逆に、良い手か悪い手なのか、ハッキリさせたい時はELFOpenGoが良いでしょう。
「使う側が何を求めているか」によって、活用方法が異なるのがわかりますね。
 探索数は100万回を目標

これは経験則に基づくものですが、100万回以下の場合は最有力の手がよく変わります。
実際、標準のパソコンでは30分以上かかるため、実践するのは難しいでしょう。

そこで、少ない回数でも候補手の信頼性を高める方法があります。
それが「複数の囲碁AIが一致」するか、これを確かめることです。
成長過程が異なるにも関わらず、一致すれば何かしら理由があると考えられるからです。

 接近戦は人間の読みで確認

囲碁AIはシチョウやコウ、攻め合いなどの分野を苦手としています。
簡単なものでも、なぜか読めない時もあるので、人間の読みで確認は必須。
ただ、高段者であっても、盲目的に信じる場合があり注意する必要があります。

 まとめ

囲碁AIを正しく活用すれば、身近に強い人がいなくても自力で強くなれます。
誰でも使えるからこそ、使いこなすための術が求められる時代になったとも言えます。
布石戦術の進化が加速する時代、囲碁AIをうまく使えば取り残されないはずです。

※囲碁AIの導入は下記の記事を参照ください。

10月1日にLizzie0.7が公開され、新機能として目数表示機能が搭載された。CPU版とGPU版の両方がある上、操作方法等が日本語表示もされており、PC初心者でも何すべきか一目でわかる工夫が施されている。また、2020年に向けてLizzie0.8の改良を進めているようだ。
囲碁AIの検討機能「Lizzie」に新機能が搭載されたものが公開された。多様な機能が使いやすくなった他、KataGoを使用すると目数差も示されるようになった。ただし、GTX1050以上のGPU性能を求められるため、扱えるユーザーが限られるようだ。(CPUでも動く可能性あり)
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