三々定石「ノビの基本」(4)

 テーマ図「決めない方が良い理由」


多くの場合、白1のノビを利かした後、すぐに白3と形を決めるのは悪い手法になります。
理由は様々ありますが、一番大きな理由は左下の黒に厳しく迫る後続手段がないことです。
どういった変化が考えられるか、具体例を見ながら解説していきます。

 参考図「柔軟にかわす」


白1、3と左下の黒陣を突破するのが、想定される代表的な手段です。
黒Aと切れないため、黒収拾つかない格好に見えますが――、


黒4、6とそれぞれ治まるのが機敏な打ち回しです。
黒10まで、Aから攻めに転じる狙いや、Bの打ち込みを見れるので黒十分な展開。
白は各所が薄くなっており、得られたものより失ったものの方が大きいでしょう。

 まとめ


Aのコスミツケが有力なる局面は限られているので、基本的に良くないと見るべきです。
白はBやCと大場に走り、局面の変化に合わせて左下の決め方を変えるのが良いでしょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする