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【2020中国乙級リーグ・第7戦】福岡初段、初勝利

第7戦終了時、中国乙級と女子リーグで韓国棋士は48勝22敗と好成績を残している

11月21日にネット対局で「2020中国乙級リーグ」の第7戦が行われました。
日中友好チームは六浦雄太七段、福岡航太朗初段が勝利し、チームは引分となりました。
明日の第8戦が、今シリーズの最終戦になります。(こちらを参照)
以下に戦績をまとめたので、参照ください。(左側が勝者)

 

【11月21日(土):7回戦の結果】
「日中友好」2―2「广东东湖棋院」
王昊洋六段―井山裕太九段
安冬旭六段―余正麒八段
六浦雄太七段―佟禹林四段
福岡航太朗初段―許瀚文四段

【11月22日(日):8回戦の組合せ】
「日中友好」―「中国平煤神马集团」
井山裕太九段―朴常镇四段
余正麒八段―陳玉侬五段
六浦雄太七段―舒一笑六段
福岡航太朗初段―趙中暄四段

 

日本の福岡初段、厳しい中国乙級リーグで初勝利を決めた

遂に、第7戦で日本の福岡航太朗初段が初勝利しました。
「自分だけ勝てない気持ちがあって、1勝が遠かった」
明日の最終戦も、勝利を掴んで締めくくりたいところです。

 

 

ハイライト1「手厚い構想実る」

黒番は六浦雄太七段、白番は佟禹林四段。
白2、4と迫られた時に、黒がどう受けるかが焦点です。
黒Aは白B以下と切断されて、黒不利な戦いになるので――、

黒5以下と上辺の発展性を制限しながら、整形するのが好判断。
上辺の白陣を固めても、黒は右辺に広く構えているのでバランスを取れます。

白14に、黒15以下と左辺の白に迫って黒好調です。
Aと制空権を確保する手や、Bと下辺を模様にする好点を見れるのが黒の自慢。

 

参考図1 「消えた旧定石の手順」

白1、3は旧定石の打ち方です。
現代では、黒4以下と隅を荒らすのが有力だとわかり、姿を消しました。

白9には、黒10以下と先手で地を稼げるのが大きいです。
白の厚みに対して、上辺の幅が狭く、白不満なワカレになります。

 

ハイライト2「現代主流のツケ手法」

黒番は趙中暄四段、白番は福岡航太朗初段。
白1のツケは、黒に働きかける有力な手法。
黒2と反発されても、白3以下と上辺を割る調子を得られるのが長所です。

 

参考図2 「柔軟にかわす」

黒2以下と分断されても、白5以下と収まって白十分。
△の2子は捨てても構わない石で、黒は大きな戦果が期待できません。

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