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【2020中国乙級リーグ・第4戦】日本チーム、初黒星

韓国でのネット対局の様子

11月17日にネット対局で「2020中国乙級リーグ」の第4戦が行われました。
日中友好チームの六浦雄太七段は半目勝利を掴むも、チームは1勝3敗で敗れました。
1日の休息日を経て、11月19日に第5戦が行われる予定です。(こちらを参照)
以下に戦績をまとめたので、参照ください。(左側が勝者)

 

【11月17日(火):4回戦の結果】
「日中友好」1―3「上海清一」
金明訓七段―井山裕太九段
周贺玺七段―余正麒八段
六浦雄太七段―胡钰函五段
秦悦欣五段―福岡航太朗初段

 

中国女子甲級リーグも開幕し、中国リーグ戦の盛り上がりが増している

中国乙級リーグの前半4連戦が終了し、チーム成績は1勝1敗2分。
実力と共に、厳しい相手と休みなく戦い続けるタフさが求められるリーグ戦。
後半4連戦で日中友好チームは巻き返しなるか、注目していきます。

 

 

ハイライト1「シチョウアタリの攻防」

黒番は金明訓七段、白番は井山裕太九段
黒1以下は、Aの逃げ出しを見ながら、Bの狙いを見た石運び。
この攻防を境に、黒がペースを握っていきます。

白8と上辺に手を戻します。
ただ、黒9と逃げ出されるため、戦いの主導権を黒に奪われます。

白16と整形を目指すも、黒17以下と白全体を攻められて苦しい戦い。
黒Aも強烈な狙いで、白が忙しい戦況となりました。

 

参考図1 「安全重視の方針」

黒1に、白2と守るのが無難な対応。
黒3以下で上辺を占められますが、白に弱い石がないので殴り込みも可能です。

 

ハイライト2「力のシノギで、優勢を掴み取る」

黒番は胡钰函五段、白番は六浦雄太七段。
左上の白が孤立する中、白3以下と積極的に整形を目指したのが英断でした。
続いて、黒Aは白Bと整形されるので――、

実戦は、黒6の受けを選択します。
白7以下と左下の黒陣を突破しつつ、生きる形を築いて白ペースです。

黒12、14と補強するも、白15以下でAやBの断点を見て、取られる心配はありません。
左下の黒陣を突破した戦果が大きく、白優勢となりました。

 

参考図2 「綺麗に整形できる」

黒2には、白3以下と整形して白成功です。
左辺を黒地にされても、下辺の模様拡大などで十分追いつけます。

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