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【2020世界囲碁AI大会・8強戦】LeelaZero勝利

11月30日に中国で「福建海峡银行杯2020世界囲碁AI大会」8強戦が行われました。
Golaxy、LeelaZero、MyrtleGo、TianGoが勝利し、ベスト4に進出を決めました。
持ち時間は各30分で秒読み30秒5回で行われました。(こちらを参照)
以下に結果をまとめたので、参照ください。(左側が勝者)

 

【11月30日(月):8強戦の結果】
Golaxy―DolBaram
LeelaZero―ChaoRanGo(超然囲棋)
MyrtleGo(采薇囲棋)―izisgo(隠智囲棋)
TianGo(天狗囲棋)―YiLeGo(逸乐囲棋)

 

 

ハイライト1 「シチョウアタリ無視の好判断」

黒番はGolaxy、白番はDolBaramです。
白1に受けず、黒2と右辺の白を攻めたのが好判断でした。
白3と逃げられても、黒4で戦いの主導権を握っています。

 

参考図1 「工夫不足」

黒2は無難な対応です。
ただ、白3と右辺を守られ、右辺と右上の攻めを狙われます。

 

ハイライト2 「現代的なスピード感覚」

黒番はGolaxy、白番はDolBaramです。
白1から7に、黒8と大場に走るのが現代的なスピード感覚。
白Aには黒B以下と要所に回って、損失を取り戻せると見ています。

 

参考図2 「致命的な足の遅さ」

黒1、3と受ければ、部分的に好形を築けます。
ただし、白4の大場に走られ、黒のスピード不足は否めません。

 

ハイライト3 「学ぶべき卓越した発想力」

黒番はMyrtleGo(采薇囲棋)、白番はizisgo(隠智囲棋)。
白2に黒3、5と左上を補強したのが、素晴らしい着想です。
次に、黒Aから右上の白を追求する狙いがあるので――、

白6、8と手を戻すところ。
黒9以下で上辺の白を大きく攻めて、黒が主導権を握りました。
ポイントは、左上の黒が補強されたので、白に強い反撃がないことです。

 

参考図3 「厳しすぎる追求」

白2と中央へ先着するのは、黒3以下が厳しいです。
黒にAやBを見られ、左上の白が崩壊してしまいます。

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