第4回夢百合杯世界オープン戦―本戦1回戦

一力、世界戦初戦突破

10月10日に中国で「第4回夢百合杯世界オープン戦」の1回戦が行われた。(こちらを参照)
村川大介九段、一力遼八段、六浦雄太七段、仲邑菫初段が出場し、一力が初戦突破した。
明日の2回戦では日本の一力八段と中国の呂立言四段が激突する。(対戦表はこちら)
以下に本日の結果をまとめたので参照ください。(左側が勝者)

【10月10日(木):1回戦の結果】
一力遼八段(日)―於之瑩六段(中)
李軒豪七段(中)―仲邑菫初段(日)
陶欣然七段(中)―村川大介九段(日)
白現宇アマ(韓)―六浦雄太七段(日)

 実戦譜1「機敏な攻勢」


黒番は於之瑩六段、白番は一力遼八段です。
黒1は白にプレッシャーをかけながら右下の黒を守る働きがあります。
これに対し、白2とAの傷を先手で補強して白4以下と攻めるのが好判断でした。
黒は不安定な格好であり、力強く戦えない制約を課したのが大きく白が主導権を握りました。
結果、白中押し勝ち。

 実戦譜2「強引な取り掛け」


黒番は時越九段、白番は陳昱森五段です。
黒1、3と封鎖せずに右辺の白を取りにいく進行を選びます。
通常、白4と逃げ出されて捕まりそうにないですが、黒5以降強力な攻めで仕留めます。
結果、黒中押し勝ち。

 実戦譜3「スベリの手法」


黒番は呉侑珍六段、白番は王元均九段です。
黒1に白2と広く挟んで穏やかに収束する手法がよく打たれています。
それに対し、黒3から5と相手に厚い形を与えずに下辺の攻めを狙う方針を選択。
幅が狭いようですが、白6の受けは仕方なく黒7と走って互角に近い展開のようです。
結果、白中押し勝ち。

 実戦譜4「広いようで狭い」


黒番は申眞諝九段、白番は古霊益六段です。
盤面が広い局面にも関わらず、黒1から3と右上の白を攻める構想を描きました。
白Aは黒Bと下辺を割る調子を与え、白Bなら黒Aなど稼がれて次の一手が悩ましい。
逆に黒も下辺の打ち方が難しく、互いに取れる戦術は本図のようなものに限られるようです。
結果、黒中押し勝ち。

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