第7回中国女子甲級リーグー第10戦

新鋭の周泓余五段が10連勝!

8月9日に中国で「第7回中国女子甲級リーグ」の10回戦が行われた。(参照元はこちら)
中国の周泓余五段が無傷の10連勝を成し遂げた功績が大きく、チームは現在首位に立った。
なお、中国女子甲級リーグの第11戦は8月11日に行われる予定だ。
以下に本日の結果をまとめたので参照ください。(〇がついた棋士が勝者)

【8月9日(金):10回戦の結果】
<陕西天元棋院 vs 厦门观音山>
李赫五段―赵奕斐三段
王倩钰初段―〇陸敏全五段
罗楚玥三段―〇刘慧玲二段

<武汉晴川学院 vs 安徽马头墙酒>
陶然二段―〇周泓余五段
张子涵三段―〇赵惠连九段
鲁佳二段―〇李小溪三段

<河北体彩 vs 山西书海路鑫>
贾罡璐二段―〇王梓莘初段
王爽四段―储可儿二段
曹又尹三段―谷宛珊初段

<杭州云林决破 vs 上海中环集团>
方若曦二段―唐奕三段
高星四段―潘阳三段
吴依铭初段―〇芮乃伟九段

<江苏致远 vs 广东东湖棋院>
於之莹六段―黄子萍初段
王晨星五段―陈一鸣四段
王祥云三段―赵贯汝二段

順位 チーム名 勝点 勝星 大将 中堅 先鋒
安徽马头墙酒 16 22 7 7 8
上海中环集团 16 20 6 7 7
江苏致远 16 19 7 6 6
厦门观音山 12 16 4 5 7
杭州云林决破 10 16 5 7 4
陕西天元棋院 10 14 6 4 4
广东东湖棋院 8 12 5 4 3
武汉晴川学院 6 11 6 3 2
山西书海路鑫 10 4 4
10 河北体彩 2 10 5 5


【実戦譜1:囲碁AIの研究戦】
黒番は贾罡璐二段、白番は王梓莘初段です。
囲碁AIの研究により、黒1から3と受ける手法が大流行しています。
左下の白陣を背景に、白4と追及していくのが当然の態度と言えるでしょう。
ただ、この先で囲碁AIは面白い変化を示しており、研究の差がより現れやすくなりました。


黒5、7とツケ引きで形を整えられた後、白と受けるのが面白い手法です。
下辺の白陣を固めながら、黒からの利きを消して強く戦う意図があります。


黒9から15と頭を出されても、白16で下辺の黒を攻める態勢を築けたので互角に近い戦い。
下辺の競り合いで左下の白陣が固くなれば、左下の黒の動き出しが消えるため黒容易でない。
現代は囲碁AIが示した変化をより深く理解して応用することが求められているようです。
結果、白中押し勝ち。



【実戦譜2:足早な石運び】
黒番は方若曦二段、白番は唐奕三段です。
黒1の三々入りに白2、4と受けるのが最も紛れのない手法です。
ここで黒5と応じるのが最近よく打たれている打ち方で、三々入りの定型化が進んでいます。


白6の押しに黒7と受けるのは珍しい手法です。
左下隅はハッキリ生きているので、白8に受けずに黒9と左辺に先着するのが黒の意図。
白の厚みを牽制できる長所があるため、実戦例が少しずつ増えています。
結果、黒中押し勝ち。

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