第7回中国女子甲級リーグー第9戦

上海中环集团チームが首位に

7月30日に中国で「第7回中国女子甲級リーグ」の9回戦が行われた。(参照元はこちら)
上海中环集团と江苏致远の首位争いは、上海中环集团が3勝で勝利して前半戦を制した。
なお、中国女子甲級リーグの第10戦と第11戦は8月9、11日に行われる予定だ。
以下に本日の結果をまとめたので参照ください。(〇がついた棋士が勝者)

【7月30日(火):9回戦の結果】
<江苏致远 vs 上海中环集团>
於之莹六段―〇芮乃伟九段
王晨星五段―〇唐奕三段
尹渠二段―〇潘阳三段

<陕西天元棋院 vs 安徽马头墙酒>
李赫五段―〇趙惠连九段
李鑫怡二段―〇周泓余五段
罗楚玥三段―〇李小溪三段

<杭州云林决破 vs 山西书海路鑫>
方若曦二段―王梓莘初段
高星四段―谷宛珊初段
呉依铭初段―储可儿二段

<厦门观音山 vs 河北体彩>
趙奕斐三段―王爽四段
陸敏全五段―丁明君二段
刘慧玲二段―〇曹又尹三段

<武汉晴川学院 vs 广东东湖棋院>
鲁佳二段―黄子萍初段
张子涵三段―〇陳一鸣四段
陶然二段―趙贯汝二段

順位 チーム名 勝点 勝星 大将 中堅 先鋒
上海中环集团 16 19 6 7 6
安徽马头墙酒 14 19 6 6 7
江苏致远 14 16 6 5 5
厦门观音山 10 14 4 4 6
陕西天元棋院 10 13 5 4 4
杭州云林决破 8 14 4 6 4
广东东湖棋院 8 12 5 4 3
武汉晴川学院 6 11 6 3 2
山西书海路鑫 9 4
10 河北体彩 8 4 4


【実戦譜:強襲作戦】
黒番は唐奕三段、白番は王晨星五段です。
白1のハサミに黒2、4と応じるのは昔からよく打たれた定石の一つ。
穏やかに打ち進める進行も考えられましたが、実戦は白5と厳しく戦う進行を選びます。


黒6と封鎖を試みられても、白7と抵抗すれば脱出できるというのが白の主張です。
黒Aは白B以下と大きく稼がれるため、黒は隅が固まらないように対応する必要があります。


黒8、10と左下隅に働きかけながら、連絡を図るのは当然の石運び。
白Aと包囲網を破られて収拾つかない格好に見えますが・・・、


白11には黒12、14と石の調子で左下の脱出を図るのが好手です。
白15と変化していきますが、黒16でAとBを見合いにされて早くも白困っています。


白17と左辺を補強しますが、黒18から24と下辺を止めたのが大きく黒打ちやすい碁形です。
今回の強襲は左辺の封鎖を目指すのではなく、左下を石の調子で脱出させるのがポイント。
もちろん、研究途中の段階なので、これからどう進化するか楽しみにしていきたいところ。
結果、黒中押し勝ち。



【参考図:有力な対抗策】
白1と黒2を交換した後、白3と黒の薄みを突くのが気になる変化です。
実戦進行と似た手順を辿れば、黒悪くないように見えますが・・・、


黒4に受けず、白5から7とポン抜いてしまうのが大胆な発想。
黒8と突き抜かれても、左下の活力が残っているので見た目ほど白の被害は大きくないです。


例えば、白9から11と動き出されて黒の応手が悩ましいです。
黒Aは白B以下と隅も生きてしまうため、白が地に辛いワカレとなります。
▲の二子も活力が失われかけており、白がうまく立ち回っているように見えます。

「編集後記」
暑すぎて帰宅しても何もする気が起きない状況ですorz
冷房入れた方が仕事効率が高くなりますが、電気代節約と天秤にかけて我慢しているこの頃。

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