第24回三星火災杯世界囲碁マスターズ統合予選―3回戦

日本棋士5名が準決勝進出

7月3日に韓国で「第24回三星火災杯世界囲碁マスターズ」の統合予選3回戦が行われた。
日本棋士11名が参戦し、シニア枠と女流枠を合わせて5名が準決勝進出を決めた。
また、シニア枠の一組は3名の日本棋士が集まっており、枠抜けが濃厚となった。
以下に本日の日本棋士の結果をまとめたので参照ください。(左側が勝者、全成績はこちら)

【7月3日(水):3回戦の結果】
柳時熏九段(日)
―梁宰豪九段(韓)
趙善津九段(日)―羅鍾勳八段(韓)
中野寛也九段(日)―方捷七段(中)
大矢浩一九段(日)石田篤司九段(日)
藤沢里菜四段(日)―陸敏全五段(中)
辜梓豪九段(中)―横塚力三段(日)
范蘊若八段(中)―大西竜平四段(日)
張紫良四段(中)―青木裕孝初段(日)
許瀚文三段(中)―小池芳弘四段(日)
金彩瑛五段(韓)―辻華初段(日)


【実戦譜:ツケ二段の周辺】
黒番は呉侑珍六段、白番は周泓余五段です。
黒1、3のツケ二段から形を決めていくのは、現代では常識的な手法となっています。
右下の黒の根拠がはっきりしない場合、白が取るべき受け方は限られるようです。


この碁形では、白4から6と突き抜ける実戦例が多いです。
白12まで、黒は外周の白に傷をつけながら、左下隅で治まるのは定石手順になります。
この時、右下の黒がはっきりしていないため、黒Aにツギづらいというのが白の主張です。


黒13と右下を補強するのが相場の進行です。
黒Aのツギを牽制するため、白14と左辺に構えて一段落のワカレとなります。
この進行は黄竜士杯でも呉侑珍六段は打っており、有力策と考えて用いているようです。
結果、白1目半勝ち。

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