中国甲級リーグ2019―第8戦

上位争いが熾烈に

6月10日に中国で「中国甲級リーグ」の第8戦が行われた。(参考元はこちら)
首位チームは民生信用卡北京、成都懿锦控股となり、上位争いが激しさを増している。
なお、中国甲級リーグの第9戦は7月20日に中国で行われる予定だ。
以下に本日の結果をまとめたので参照ください。(〇がついた棋士が勝者)

【6月10日(月):第8戦の結果】
<拉萨净土 vs 苏泊尔杭州>
毛睿龙―謝科
周睿羊―〇申真谞
陳浩―李钦诚
姜东润―何旸

<重庆 vs 深圳正方园>
謝赫―〇戎毅
杨鼎新―申旻俊
李翔宇―〇王硕
李轩豪―严在明

<浙江云林棋禅 vs 中信北京>
檀啸―〇蔡竞
金志锡―陳耀烨
張涛―〇柁嘉熹
童梦成―〇韩一洲

<民生信用卡北京 vs 天津四建>
蒋其润―王世一
時越―孟泰龄
沈沛然―黄静远
陶欣然―尧潇童

<江苏 vs 国旅联合厦门>
趙晨宇―〇彭立尧
芈昱廷―〇柯潔
陳賢―〇孙腾宇
黄昕―范胤

<江西四特酒 vs 龙元明城杭州>
杨楷文―〇夏晨琨
辜梓豪―丁浩
屠晓宇―邬光亚
許嘉阳―〇張紫良

<成都懿锦控股 vs 加加食品天津>
党毅飛―唐韦星
朴廷桓―謝尔豪
古霊益―陳正勋
廖元赫―王泽锦

<上海建桥学院 vs 潍坊高新区>
王星昊―陳梓健
范蕴若―偰玹準
李维淸―〇伊凌涛
胡耀宇―〇范廷钰

順位 チーム名 勝点 勝星 主将勝星
民生信用卡北京 17 20
成都懿锦控股 17 20
苏泊尔杭州 17 19
中信北京 16 20
江苏 15 18
上海建桥学院 15 18
重庆 14 16
国旅联合厦门 13 19
龙元明城杭州 12 18
10 浙江云林棋禅 12 16
11 江西四特酒 12 15
12 拉萨净土 11 15
13 深圳正方园 11
14 潍坊高新区 14 0
15 加加食品天津 10
16 天津四建


【実戦譜1:軽い石運び】

黒番は申真谞九段、白番は周睿羊九段です。
黒1と圧力をかける戦術に対し、白2から4と足早に展開していきます。
一路広く開いているので、黒Aと左下に迫る手を緩和している意図があります。
最近は狭いハサミの攻防でこうした呼吸を見られるようになりました。(こちらも参考)
結果、黒中押し勝ち。



【実戦譜2:両カカリの新流行】

黒番は屠晓宇五段、白番は邬光亚七段です。
白1のカカリに黒2と広くハサむ実戦例が増えています。
白Aの三々入りは相手の意図に入るので、白3と工夫する手法が見られるようになりました。


黒4と分断するなら、白5から7と右下隅に食い込んでいきます。
ここで、黒Aとハネるのは白B以下の筋があり難しい戦いに引き込まれます。


実戦は黒8、10と簡明に整形する進行を目指します。
白11のオシを許しますが、黒12から18と下辺を固めて互角に近いワカレになりました。
一手一手に細かい意味があり、見た目以上に難しいワカレです。
結果、黒中押し勝ち。

「編集後記」
甲級リーグは最新の打ち方や呼吸を見れるので、非常に参考になります。
大まかな流行を知りたい方は、公開されている棋譜をチェックしたいところです。

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