第4回夢百合杯世界オープン戦統合予選―初日、2日目

日本勢、3名が勝ち上がる

5月20、21日に中国で「第4回夢百合杯世界オープン戦」の1回戦、2回戦が行われた。
日本棋士は12名が参戦し、平田智也七段、西健伸三段、牛栄子二段の3名が勝ち上がった。
以下に初日と2日目の結果をまとめたので参照ください。(左側が勝者、対戦表はこちら)

【5月20日(月):1回戦の結果】
楊楷文七段(中)―鶴田和志六段(日)

【5月21日(火):1回戦、2回戦の結果】
平田智也七段(日)―廖行文六段(中)
西健伸三段(日)―朴鐘勳三段(韓)
牛栄子二段(日)―趙奕斐三段(中)
王玮四段(中)―張豊猷八段(日)
黄明宇二段(中)―志田達哉七段(日)
蔡文馳四段(中)―沼舘沙輝哉六段(日)
蔡競六段(中)―大竹優三段(日)
屠暁宇五段(中)―福岡航太朗初段(日)
偰玹準五段(韓)―豊田裕仁初段(日)
王晨星五段(中)―仲邑菫初段(日)
曹又尹三段(中)―森智咲初段(日) 

日本は厳しいスタートを強いられたが、まだまだ統合予選は始まったばかりだ。
今回は予選枠抜けの枠も多く、一人でも多く日本棋士が予選突破を果たしたいところ。
明日には日本棋士7名が参戦するので、明日にその動向をまとめていく予定である。
さて、対局を振り返っていきます。


【実戦譜:三々定石の攻防】
黒番は俞斌九段、白番は李映九九段です。
黒1の三々入りに白2、4と受けた場合、黒5のツケがよく打たれるようになりました。
理由の一つは、コミの負担が重い黒は難解な定石に持ち込んで勝機を手繰りたいからです。


白6と強く受けて左下の黒にプレッシャーをかけるのは当然の態度。
黒15まで、ほぼ一本道に進んだ後に白Aが最近の主流ですが、実戦は別の道を選びます。


白16は比較的穏やかな受け方です。
ただ、黒17から23と白三子を飲み込まれる上、黒に切られた形であり若干黒良さそうです。


この定石を選択した場合、その後の打ち方も重要になってきます。
実戦例が多いのは、黒25と地を稼ぎながら下辺の白を睨む進行です。
白26など補強せざるを得ず、その間に黒27から29と地を稼ぐ足早な展開に導けます。
左下は黒の切りが入っており、大きな模様を築きづらい格好であり黒悪くない展開です。
結果、黒中押し勝ち。

「編集後記」
今日はお休みをもらい、久しぶりに昼寝をしたのですが、6時間くらい寝ていました。
今週を乗り切って、生活リズムを正常運転に戻したいところですね。

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