第8回世界女子囲碁団体戦ー三日目

韓国が完全優勝!

5月12日に中国で「天台山・体彩杯第8回世界女子囲碁団体戦」の3回戦が行われた。
韓国が日本に勝利し、全ての対局で3連勝の圧倒的成績を記録して3連覇を果たした。
日本は後半での追い上げが伸びず、4位という残念な結果となった。
以下に本日の結果をまとめたので参照ください。(左側が勝者)

【5月12日(日):3回戦の結果】
<中国3ー0台湾>
於之瑩六段(中)―黒嘉嘉七段(台)
陸敏全五段(中)―楊子萱二段(台)
王晨星五段(中)ー俞俐均二段(台)
<韓国3ー0日本>
崔精九段(韓)ー藤沢里菜四段(日)
金彩瑛五段(韓)―上野愛咲美二段(日)
呉侑珍六段(韓)―謝依旻六段(日)

中国 韓国 日本 台湾 勝数 勝星 順位
中国 0-3 3-0 3-0 6
韓国 3-0 3-0 3-0 9
日本 0-3 0-3 1-2
台湾 0-3 0-3 2-1

韓国の女流棋士が圧倒的な実力を見せ、本棋戦を蹂躙する形となった。
もちろん、各国棋士との差がごくわずかであるが、勝つか負けるかの差は決して小さくない。
大舞台で結果を残す勝負強さ、チームワークがこのような結果を生んだのかもしれない。
さて、対局を振り返っていきます


【実戦譜:代表的な手法】
黒番は於之瑩六段、白番は黒嘉嘉七段です。
白1のヒラキは狭いように感じますが、黒2を誘って白3に打ち込む意図があります。
黒に右下で厚い形を築かれても、左下の白陣へ厳しく迫れないというのが白の主張です。


黒4と受けるなら、白5のツケがこの形での常套手段です。
黒Aは白B以下と大きく削りながら収まられるので・・・。


黒6から10と隅の地を確保しながら厚い形を築くのがよく打たれる変化です。
白13まで収まられても、元々黒は薄い構えだったのでいい加減なワカレと見られています。
結果、黒中押し勝ち。

「編集後記」
国別団体戦は普段の個人戦と比べて、少し異なる雰囲気の中で行われるそうです。
やはり、国を背負って戦うということで、プレッシャーが大きいと思われます。

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