攻めの技法1【利きの活用法】

攻めの技法シリーズ

このシリーズでは「攻め」に焦点を絞り、具体的なテクニックを紹介していきます。
戦闘力に不安を覚える方を対象に、中盤戦術を主体として解説していく予定です。
他にも「シノギ」や「サバキ」など他分野のものも増やしていきます。


【テーマ図(黒番):利きの活用法】
白1、3と右上の黒にプレッシャーをかけてきた局面です。
右上の黒は断点や根拠を守る必要があり、「守り」に意識が向いてしまうかもしれません。
こうした場面で「白を攻める」という気持ちを持てば、それだけで大きな進歩と言えます。



【正解図:利きを作る常套手段】
黒1、3と切りを入れて、AやBの利きを作るのがポイントです。
黒5まで、自身の傷を守りながら右辺の白を封鎖することに成功しています。


白6と脱出を図るなら、黒7から13と綺麗に封鎖できるのが黒の自慢です。
右上の黒は心許ない格好に見えましたが、利きをうまく活用すれば有利な戦いに導けます。


白20まで、白に生きを図られても、右上の黒を補強できたので黒23と大場に回れます。
右辺の黒模様が豊かなので、この攻防は黒に軍配が上がるワカレと言えるでしょう。
今回のように、利きを作ることにより、力関係を逆転させることができます。



【失敗図:好機を逸する】
黒1と根拠を求めるのは消極的です。
白6まで、脱出を許しただけでなく、左辺の白模様拡大にも働いており白悪くない碁形。
これでも一局ではありますが、黒は至るところが薄いため打ち切るのが大変です。

「編集後記」
GWも明日で最終日となるので、なんだか気持ちが下向きになってきますね・・・。
今週から忙しいスケジュールとなるのもあり、気を引き締めないといないですねorz

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする