第2回呉清源杯世界女子囲碁選手権ー二日目

上野愛咲美二段が3回戦進出!

4月28日に中国・福州で「第2回呉清源杯世界女子囲碁選手権」の2回戦が行われた。
日本は藤沢里菜四段と上野愛咲美二段が出場し、上野二段が3回戦進出を果たした。
上野二段は前回もベスト8に進出しており、今回はその壁を突破してほしいところ。
以下に2回戦の結果と明日の組合せをまとめたので参照ください。(左側が勝者)

【4月28日(日):2回戦の結果】
李赫五段(中)―金彩瑛五段(韓)
王爽四段(中)―藤沢里菜四段(日)
王晨星五段(中)―曺承亞二段(韓)
芮廼偉九段(中)―金惠敏八段(韓)
高星四段(中)―呉政娥四段(韓)
崔精九段(韓)―楊子萱三段(台)
呉侑珍六段(韓)―於之莹六段(中)
上野愛咲美二段(日)―陸敏全四段(中)

【4月29日(月):3回戦の組合せ】
上野愛咲美二段(日)―芮廼偉九段(中)
呉侑珍六段(韓)―王晨星五段(中)
崔精九段(韓)―高星四段(中)
李赫五段(中)―王爽四段(中)

上野二段は国内で女流棋聖2連覇しているだけでなく、世界戦で強豪破る実績がある。
棋風はもの凄く剛腕であり、「ハンマーを振り回して襲い掛かってくる」と評価されている。
次戦の芮廼偉九段戦では石取りを見ることができるのか、大いに注目していきたい。
さて、対局を振り返っていきます。


【実戦譜:手厚くかわす】
黒番は陸敏全四段、白番は上野愛咲美二段です。
黒1、3と右下の白に追及していくのが常套手段となっています。
続いて、白Aと分断するのは黒B以下で外の傷残りで白が持ちません。


白4、6の受けに黒7とハサミツケて厳しく追及してきました。
単に白1と分断するのは黒B以下で連絡されるため、受け方を工夫する必要があります。


実戦は白8のハネで分断する進行を選択します。
黒9、11と連絡されますが、白12から16と黒のダメヅマリを追及できるの白の自慢。
黒Aと守るのは白Bのアテを決めやすくなるため、黒としては受け方が悩ましいです。


黒17と左辺の連絡を見ながら隅の地を確保していきます。
白18から26と下辺を割られますが、黒27とそれぞれ連絡すれば悪くないと見ています。
ただ、白としては手厚く収束すればコミの活きる展開となるので、白十分な展開に感じます。
結果、白中押し勝ち。

「編集後記」
上野二段は世界戦でも活躍しており、期待されている棋士の一人です。
まずは明日の三回戦に勝利し、世界戦ベスト4に残ってもらいたいですね!

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