第9回中国姜堰黄竜士精鍛科技杯世界女子団体戦ー1日目

中国の高星四段が2連勝!

4月20日に中国で「第9回中国姜堰黄竜士精鍛科技杯世界女子団体戦」が開幕した。
本棋戦は各国の女流トップ棋士が集結する団体戦で、勝ち抜き戦方式で行われる。
日本は謝依旻六段が出場するが、中国の高星四段の勢いを止められず敗退。
以下に本日の結果と戦況をまとめたので参照ください。(左側が勝者)

【4月20日(土):1、2回戦結果】
<第1戦>高星四段(中)ー曹承亚二段(韓)
<第2戦>高星四段(中)ー謝依旻六段(日)

【日本】謝依旻六段・藤沢里菜四段・万波奈穂四段・牛栄子二段・上野愛咲美二段
【中国】於之瑩六段・李赫六段・王晨星六段・高星四段(2連勝)、周泓余三段
【韓国】崔精九段・呉侑珍五段・呉政娥三段・金多瑛三段・曹承亚二段

この棋戦は1日2局行われるため、戦況の流れが速いのが特徴的だ。
また、連戦となると体力面や精神面も試されるため、コンディションを整えるのも重要だ。
明日以降で中国の独走を止めることができるのかが一つの分岐点となりそうである。
さて、対局を振り返っていきます。


【第1戦目:明るい石運び】
黒番が曹承亚二段、白番が高星四段です。
白1、3と左辺の黒陣拡大を未然に防ぎながら上辺を広げたのが好判断でした。
白は各方面で地を稼いでおり、黒の模様拡大さえ防げば十分と見ているようです。
左辺が効率的な黒地になるように見えるため、中々できない決断と言えます。
結果、白中押し勝ち。



【第2戦目:距離感を取る】
黒番が高星四段、白番が謝依旻六段です。
黒1のヒラキは狭いようですが、着実に地を固める意図があります。
白2にも黒3と力を貯めて、中盤以降で力強く戦う準備を整えています。
地を稼ぐだけ稼ぎ、タイミングを見て相手の地を荒らしにいく作戦を取っているようです。
結果、黒3目半勝ち。

「編集後記」
中国の高星四段は全局的なバランスを取るのに長けている打ち手のようです。
中盤以降も柔軟にまとめ上げている上、明るい判断も特徴的と言えるでしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする