第24回LG杯朝鮮日報棋王戦統合予選―2回戦(2)

日本棋士7名が3回戦進出!

4月3日に韓国で「第24回LG杯朝鮮日報棋王戦」の統合予選2回戦が行われた。
日本の棋士は2回戦に11名が参戦し、4名が3回戦へ駒を進めた。(成績表はこちらを参照)
明日の3回戦には昨日突破した棋士と合わせて7名が参戦する予定だ。
以下に日本棋士の成績をまとめたので参照ください。(左側が勝者)

【4月3日(水):2回戦の結果】
佐田篤史三段
―權孝珍六段(韓)
西健伸三段
―文明根九段(韓)
田中康湧初段
―黃春棋二段(中)
辻篤仁初段
―都恩教初段(韓)
羋昱廷九段(中)―志田達哉七段
范蘊若七段(中)―西岡正織初段
於之瑩六段(中)―羽根彩夏初段
嚴歡六段(中)―坂井嵩司初段
李東徽初段(韓)―鳥井裕太二段
金東佑初段(韓)―渡辺由宇二段
盧奕銓三段(台)―武宮陽光六段

明日から枠抜けまで連日対局がある厳しいスケジュールとなる。
体力的にも厳しくなってくる中で、如何に実力を発揮できるかが焦点となる。
上にいけばいくほど厳しい相手になるが、枠抜けを目指し頑張ってほしいところだ。
さて、対局を振り返っていきます。


【実戦譜:両カカリの攻防】
黒番は安祚永九段、白番は童夢成七段です。
白1に黒2と上辺を割って左右の白を睨むのは当然の態度。
白3の両カカリに黒がどう対処していくかが序盤の焦点となっています。


黒4、6と受けるのがよく打たれる手法です。
シチョウは黒良しなので、白Aと三々入りするのは黒B以下で厚い形を得られます。
白として右下の黒を大きく攻めたいので、黒に厚くされる進行は避けたいところ。


白7と押し上げて右下の黒を孤立させる展開を選択します。
黒8で整形されるように見えますが、白9と三々入りした後の受け方が悩ましい。
単に黒AやBと受けても、窮屈な格好を強いられてしまうからです。


実戦は黒10と白11を交換してから、黒12と押さえる工夫を講じます。
白13と厚い形を許しても、黒14と連打できれば黒も悪くないワカレに見えますが・・・。


白17、19と中央を厚くしながら、左上の補強に着手していきます。
黒Aには白B以下と右下の黒一団を攻めれるので白悪くない展開となります。
部分的には黒悪くないワカレですが、全局的には右下が孤立して白に主導権があるようです。
結果、白1目半勝ち。

「編集後記」
LG杯統合予選3日目に入り、日本棋士7名が3回戦進出を果たしました。
勝ち上がった棋士は10、20代の若手棋士であり、少しずつ若返りしているようです。

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