第24回LG杯朝鮮日報棋王戦統合予選―1回戦

日本勢、1回戦は8勝13敗

4月1日に韓国で「第24回LG杯朝鮮日報棋王戦」の統合予選が開幕した。
日本の棋士は1回戦に21名が参戦し、8名が2回戦へ勝ち上がった。(成績表はこちら参照)
以下に日本棋士の成績をまとめたので参照ください。(左側が勝者)

【4月1日(月):1回戦の結果】
岩田紗絵加初段
―金俊永六段(韓)
伊田篤史八段―朴大榮二段(韓)
佐田篤史三段―文智煥初段(韓)
鳥井裕太二段―千豊祚九段(韓)
渡辺寛大初段―陳豪鑫四段(中)
青木裕孝初段―陳劭全初段(台)
張豊猷八段―朴床濬アマ(韓)
辻篤仁初段―尹鐘燮四段(韓)
金眞輝三段(韓)―上野愛咲美二段
廖元赫七段(中)―長徳徹志初段
邬光亜七段(中)―寺田柊汰初段
呂立言二段(中)―五藤眞奈初段
崔原踊八段(韓)―阿部良希二段
金先祈二段(韓)―小池芳弘四段
林君諺七段(台)―鶴田和志六段
党毅飛九段(中)―大竹優三段
金美里四段(韓)―森智咲初段
許瑞玹初段(韓)―柳時熏九段
金榮光初段(韓)―首藤瞬七段
文敏鐘初段(韓)―原正和三段
張強四段(中)―六浦雄太七段

1回戦は8勝13敗と厳しいスタートとなったが、まだまだ統合予選は始まったばかり。
この統合予選は実力だけでなく、連日対局があるため体力面も要求される棋戦である。
厳しい戦いが続くが、枠抜けを果たして日本に良い知らせを持ち帰ってほしいところ。
さて、対局を振り返っていきます。


【実戦譜1:三々定石後の呼吸】
黒番は白現宇アマ、白番は孟泰齡六段です。
黒1は左上の厚みに迫る有力手段として、よく打たれる独特な打ち方です。
ここで、白2と黒3を交換して強引にシチョウを良くし、白4と整形を目指します。


黒5に白6と左上隅を押さえ込んでいきます。
黒7の切りを入れてから、黒9から11と生きを図って左上の薄みを残す進行を選びます。
しかし、白12のシチョウが成立するため、黒は左上の白へ強く追及できなくなりました。
▲の追及を軽くかわされた上に、白Aの切りを見られては黒不満な進行でしょう。


黒13、15と左上の断点を補強するのが急務。
黒17から21とシチョウを睨みながら、右下の手抜きを咎めにいきます。
この瞬間に白Aと抜けば無難でしたが、実戦は白22とさらに飛躍した受け方を選択。
Bは残るものの、右辺に模様拡大を牽制しており一手の価値が大きいと見ているようです。
結果、白中押し勝ち。

「編集後記」
トーナメント表を作成してみましたが、思ったより骨が折れました。
韓国棋院のサイトの情報を元に整理するのは大変ですねorz

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