オープンソースの囲碁AI一覧

進化し続ける囲碁AI

近年は誰でも囲碁AIを手軽に使える環境になり、研究速度が急速に上がっている。
公開された囲碁AIは強くなり続けており、最新情報を手に入れることも重要であるようだ。
実際、主流の戦術のほとんどが囲碁AIから派生されたものばかりである。
そこで、今回は最近公開されたものを含めた囲碁AIを以下に紹介する。

『LeelaZero』
ベルギーの個人開発者Gian-Carlo Pascutto氏(通称:GCP氏)が作ったもの。
AlphaGoZeroと同じ方法で強化しており、世界中の協力者により日々強化され続けている。
40blockに移行してから更新速度が落ちているので、自己対戦の強化に時間を有するようだ。
ただ、他の囲碁AIに好成績を上げているため、公開されたものでは一番強いかもしれない。
最大の欠点は動作が重いので、スペックの高いPCやクラウドの活用が必要になってくる。
クラウドの活用方法は公開されており、詳細はこちらを参考にしてほしい。

『ELFOpenGo』
FacebookがAlphaGoZeroの方法を参考に開発した囲碁AI。
他の囲碁AIと比較して、動作が軽くて強い実力を発揮するのが最大の利点である。
最近、バージョンが更新された「ELFOpenGov2」が公開され、さらに強化されたようだ。
LeelaZeroとの対戦では負け越しているものの、条件が異なるため劣っているとは限らない。
こちらの「TestMatches」にデータがあるので消える前にデータ保存を強くオススメする。


『MiniGo』
この囲碁AIはAlphaGoZeroの参考に、BrianLee氏の「MuGo」を改修したもののようだ。
公式ページでは「MiniGov17」までバージョンを上げており、これから注目したい囲碁AIだ。
特徴としては、勝率が100%になることがある上、他の囲碁AIと序盤の打ち方が異なる点だ。
画像に示したものは初期画面だが、初手三々を推奨していることからも伝わるだろう。
こちらの「TestMatches」にv16のデータがあるので、試しに動かして見てはどうだろうか。

囲碁AIのQ&A

Q:高いスペックPCが必要ということですが、どれくらいのものが目安ですか?
A:GPUの価格次第ですが、大体10万はかかると踏んだ方が良いと思います。

Q:具体的にGPUがどのくらいのものが求められますか?
A:GTX1050以上のものであれば、そこそこ早い動作になると思います。
量販店等で購入する場合はゲーミングPCの売り場を見ると良いかもしれません。

Q:囲碁AIを動かすのに多額なお金がかかります…。別の方法はありませんか?
A:クラウドサービスを使う手があります。GCEでLeelaZeroの使い方があります。
AWSを使う方法もありますが、具体的な方法は各自でお調べください。

Q:検討機能「Lizzie」がうまく動かせません。助けてください!
A:とりあえず、こちらの手順を試してみてください。
稀にこの設定以外にもしなければならない場合もあります。(GPU版で動かす場合は特に)

「編集後記」
強い囲碁AIが次々に現れ、更新されていくので情報収集も非常に大切になります。
とりあえず、現時点ではELFOpenGov2を入れるのをオススメします。

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