囲碁AI・金毛測試の観戦記9

囲碁AIの登場により、柔軟な打ち方が増えて戦術の幅が飛躍的に広がりました。
現在の石運びは一時前と比べ物にならないくらい実戦的になり、常識が崩れ去っています。
さらに高みを目指すには新しい知識を取り入れて、踏み込まなければならないようです。


【実戦譜:全局的な打ち回し】
黒番は金毛測試、白番は沙小沫です。
黒1の高い両カカリに対し、白2から4と受けるのが最新の打ち方。
右上の黒も攻められる可能性があり、黒は不利な戦いを強いられたように見えるが・・・。


黒5、7と右下を補強して下辺に黒陣を築く打ち方を選択。
当然、白8と攻められますが、ここで黒は簡明かつ実戦的な石運びを見せます。


黒9、11と厚みを築いてから、黒13と右辺を補強するのが斬新な打ち方でした。
右辺の白陣拡大を防ぎながら下辺の黒模様を広げて、右辺を補強する一石三鳥の構想です。


白14から18と受けて右辺の白陣を固めるのは自然な対応。
ただ、右辺の黒を先手を補強できたので、黒19と下辺の黒陣に芯を入れることに成功します。
白は右辺に石が偏っており、黒が全局的に打ち回した局面と言えそうです。

「編集後記」
久しぶりに何も考えずにゴロゴロしてようやく体の調子が戻ってきました。
来週もまた忙しくなりそうなので、今日もしっかり休んで備えますか。

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