棋力向上の詰碁78


【黒先白死:上級~有段者】
本題は黒二子を如何に助け出せるかが焦点になります。
どこが利いているか見極めて、僅かな隙を突いてください。



【正解図:筋の良く決める】
黒1のアテ込みがうまい。
Aの利きを決めずに連絡を試みることで、自身のダメヅマリを回避できます。


白2と抵抗しても、黒3で白はAとBを同時に防ぐことができず白死です。
黒3の利きが決め手となるため、白は生きる術がありません。


【正解変化図:見合いの筋】
前図を避けるため、白2と連絡を断つのも考えられます。
しかし、黒3でAとBが見合いなので、白取られの格好です。


【失敗図:軽率な決め方】
黒1を利かしてから黒3とアテ込むのは俗筋。
白4で黒三子が助けられず、白生きてしまいます。

「編集後記」
名人戦第1局は井山名人の意欲的な序盤作戦が実り、緒戦を飾りました。
碁聖戦を落としましたが、やはり井山名人の強さは未だ健在のようです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする