2018Tencent杯世界囲碁AI大会8強戦六日目

7月14日に野狐囲碁で「2018Tencent杯世界囲碁AI大会」8強戦が行われた。
AQvs章鱼囲碁で、ヨセを正確に打てば章鱼囲碁の半目勝ちだったが不可解な投了を告げた。
中国ルールであるため計算間違いをしたとは考えづらく、何が原因のバグなのか不明である。
以下に本日の結果をリーグ表にまとめたので参照ください。
※07/17:二つのコウがあり、G14とツイで頑張り切れるようなのでAQの勝ちのようです。

絶芸 LeelaZero ELFOpenGo 星陣囲碁 AQ 章鱼囲碁 BADUKI DolBaram ポイント 順位
絶芸(中) 〇2-0 〇2-0 〇2-0
LeelaZero(ベ) ×0-2 〇2-0 〇2-0
ELFOpenGo(米) ×0-2 〇2-0 〇2-0
星陣囲碁(中) 〇2-0 〇2-0 〇2-0
AQ(日) ×0-2 〇2-0 〇2-0
章鱼囲碁(中) ×0-2 ×0-2 ×0-2
BADUKI(韓) ×0-2 ×0-2 ×0-2
DolBaram(韓) ×0-2 ×0-2 ×0-2

日本のAQは首の皮一枚で勝利を掴み、枠抜けに希望を繋げた。
予選ではELFOpenGoに勝利した実績があり、上位に一発入れる可能性も僅かに残っている。
リーグ戦後半戦でAQが巻き返しを図れるか、注目していきたい。
さて、対局を振り返っていきます。


【実戦譜:不可解な投了】
黒番がAQ、白番が章鱼囲碁です。
黒1に白Aのツギで白半目勝ちでしたが、ここで章鱼囲碁が投了しました。
中国ルールは囲碁AIにとって計算しやすい類のもので、計算ミスするとは考えづらいです。
今後、情報が様々な情報が出てくると思うので、情報収集してみます。
結果、黒中押し勝ち。

「編集後記」
中国ルールでの最終盤でこのようなバグが起こるのは珍しい気がします。
囲碁AIは中国ルールを適用して自己対戦することが多く、計算ミスは起こりづらいです。
野狐囲碁のトラブルなら、成績修正されるかもしれないので公式の結果を注視していきます。

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コメント

  1. ジェームス・デービス より:

     暑中見舞い申し上げます。この頃、世界囲碁AI大会の日本語情報が毎日の楽しみで、大変ありがたく思っています。
     なお、AQが黒番で章魚に勝った一局は、投了した章魚の形勢判断が正しかったと思われます。白がAにツイでも、黒H6のコウツギで、コウ自慢の黒がダメを譲らずにG14のコウにも勝てるので、中国ルールで黒3/4子勝ちになるようです。メールアドレスを教えていただければ、SGFファイルをお送りします。

    • okao より:

      ギリギリ中国ルールで黒1/4子勝つようですね。確認してみたら黒半目勝ちでした。なお、記事修正は追記のみで修正しませんのでご了承ください。