2018Tencent杯世界囲碁AI大会予選(1)

6月23、24日に中国で「2018Tencent杯世界囲碁AI大会」の予選が行われた。
参加条件は野狐囲碁九段以上、又は過去3年間で世界囲碁AI大会ベスト8の実績が必要だ。
この厳しい条件を満たした11チームが予選通過8枠の座をかけて熾烈な戦いを繰り広げた。
持時間は40分+秒読み30秒10回の中国ルール(コミ7目半)で予選は行われた。
以下に二日間の対局結果をまとめたので参照ください。
※手空きのチームは不戦勝扱いで計算されます。

順位 名前 1R 2R 3R 4R 5R 6R 7R 勝点 勝星数
絶芸(中国) 〇4 〇2 〇3 〇6 〇5 〇10 〇7 14 54
LeelaZero(ベルギー) 〇5 ×1 〇6 〇7 〇3 〇4 〇8 12 58
ELFOpenGo(北米) 〇8 〇10 ×1 〇4 ×2 〇6 ×5 10 60
星陣囲碁(中国) ×1 〇9 〇5 ×3 〇8 ×2 〇10 58
AQ(日本) ×2 〇不 ×4 〇9 ×1 〇11 〇3 52
章鱼囲碁(中国) 〇11 〇7 ×2 ×1 〇10 ×3 〇不 48
北极光(中国) 〇9 ×6 〇8 ×2 ×11 〇不 ×1 50
BADUKI(韓国) ×3 〇11 ×7 〇不 ×4 〇9 ×2 44
DolBaram(韓国) ×7 ×4 〇10 ×5 〇不 ×8 〇11 36
10 Raynz(日本) 〇不 ×3 ×9 〇11 ×6 ×1 ×4 48
11 Aya(日本) ×6 ×8 〇不 ×10 〇7 ×5 ×9 38

大方予想通り「絶芸、LeelaZero、ELFOpenGo、星陣囲碁」の4強が順当に上位を占めた。
今回注目すべき点は4強の一角であるELFOpenGoに勝利した日本のAQではないだろうか。
唯一、上位層に勝利した囲碁AIでこの壁を切り崩す有力候補として名乗りを上げている。
次回は7月上旬に勝ち上がった8チームがネットでリーグ戦7回戦(毎局黒白交換)を行い、
上位4チームが7月下旬の準決勝五番勝負、決勝七番勝負に駒を進める形で行われる。

優勝賞金は40万元(約676万円)、準優勝20万元(約338万円)、3~4位12万元(約202万円)、
5~8位6万元(約101万円)、9~16位1万元(約16万円)と賞金額も相当な額である。
また、予選で16強入りしたチームには追加手当があり、手厚いサポートもあるようだ。

「編集後記」
今回は速報と詳細を載せて、次の記事に棋譜の紹介を載せていきます。
DeepZenGoの引退後、日本のAQが大健闘をしているので今後の活躍に期待したいです。

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