第8回中国姜堰黄竜士精鍛科技杯世界女子団体戦ー7日目

6月7日に中国で「第8回中国姜堰黄竜士精鍛科技杯世界女子団体戦」の7日目が行われた。
最後の砦である韓国の崔精九段が中国の芮乃偉九段を撃破し、決着は最終日に持ち越された。
明日の第13戦目の組み合わせは、韓国の崔精九段vs中国の王晨星五段となった。
以下に本日の結果と戦況をまとめたので参照ください。(左側が勝者)

【6月7日(水):12回戦結果】
<第12戦>崔精九段(韓)ー芮乃偉九段(中)

【日本】謝依旻六段藤沢里菜四段(1勝)王景怡三段牛栄子二段(1勝)上野愛咲美二段
【中国】於之瑩六段・芮乃偉九段李赫五段(5連勝)・王晨星五段・周泓余三段(1勝)
【韓国】崔精九段(2連勝)呉侑珍五段(2連勝)呉政娥三段金多瑛三段金美里三段

第1ラウンドで中国は圧倒的にリードしていたが、最終局面で韓国が中国の背中を捉えた。
残り2連戦で韓国の逆転優勝の可能性もあり、最後まで目の離せない戦況となっている。
韓国が本棋戦二連覇を果たすか、あるいは中国が逃げ切れるか注目していきたい。
さて、対局を振り返っていきます。


【実戦譜:力のサバキ】
黒番が芮乃偉九段、白番が崔精九段です。
白1のツケは右辺の黒を飲み込んで収まろうとする強気の態度。
左上や下辺の白陣が手堅い構えなので、強くサバキにいけると判断したようです。


黒2、4と厳しく応戦するも、白5がAとBの狙いを見た好手で黒の攻めが続きません。
僅か数手ですが、黒の勢力圏内で十分な形を得られる算段が既にできています。


黒6と白7を交換して形を崩してから、黒8と白を追及していきます。
黒14まで右上隅は固まりますが、白15でAとBが見合いされて黒イマイチです。
白は弱い石がなくなったので、中盤以降力強く戦える碁形となっています。


黒16と白のダメを詰めて受けるの最強の応手。
白17、19と出られても、黒20の切りが入るので黒戦えそうに見えますが・・・。


白21、23と利きを残しながら整形するのが常套手段。
黒24まである程度右辺に黒地がつきますが、白25と中央の黒三子を取れれば十分です。
その後も隙のない打ち回しを見せ、崔精九段が中押し勝ちを収めました。
結果、白中押し勝ち。

「編集後記」
最近は考えるべきことが多く、なんだか落ち着かない日々を送っているこの頃。
課題がたくさんあり、何から片付けていけば良いか悩ましい・・・。

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