ワールド碁チャンピオンシップ2018ー準決勝

3月18日に日本棋院で「ワールド碁チャンピオンシップ2018」の準決勝が行われた。
日本同士を制した井山裕太九段が決勝進出を果たし、日本の世界戦優勝に大きく前進した。
以下に本日の結果と明日の組合せをまとめたので参照ください。(左側が勝者)

【3月18日(日):準決勝の結果】
井山裕太九段(日)ー山下敬吾九段(日)
朴廷桓九段(韓)ー柯潔九段(中)

【3月19日(月):決勝戦の組合せ】
井山裕太九段(日)ー朴廷桓九段(韓)

前回の覇者である朴廷桓九段は堂々の決勝進出を果たした。
今年は賀歳杯や夢百合杯を制すなど、世界戦で次々に結果を出しており充実しているようだ。
碁の内容も囲碁AIの手法を積極的に取り込んでおり、強さの質が異様であるように感じる。
井山九段が韓国第一人者の壁を乗り越えられるか、注目していきたいところだ。
なお、決勝戦の模様は「日本棋院囲碁チャンネル」で生中継される予定だ。

序盤は柯潔九段が実利を稼ぎ、朴廷桓九段が模様を築く対照的な構図となった。
白の勢力圏は雄大に見えたが、黒55から白模様を大きく削ることに成功し黒優勢となる。
しかし、黒97が大失着で白98と中央の黒一団が切断されては黒に脈がない格好である。
その後も必死に活路を求めるも、シノギの糸口を掴めず柯潔九段が投了を告げた。

序盤から井山九段は軽快に地を稼ぎつつ、山下九段の追及を受け切っていく。
白118、120の強手から黒五子を手中に収めるも、依然として黒優勢は揺るがない。
白144の勝負手から上辺のシノギ勝負になるが、黒169が妙手で白の攻めをかわしている。
LG杯に続き、井山九段は世界戦決勝戦に駒を進めた。

「編集後記」
明日は井山裕太九段と朴廷桓九段の決勝戦が行われます。
悲願の世界戦優勝を果たして、日本の囲碁ファンに明るいニュースを届けてほしいですね。

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