「天頂の囲碁7」次世代の勉強法

1、天頂の囲碁7の概要

先日発売された天頂の囲碁7は、囲碁AI・DeepZenGoを基に作られた囲碁ソフトです。
以前よりも数段強くなっており、棋士相手でも互角以上に戦える実力を有しています。
※DeepZenGo:日本の最強囲碁AI。第1回世界電脳囲碁オープン戦で優勝。

2、天頂の囲碁7の機能


上図は対局設定画面です。
棋力は九段~6級まで設定できるので、級位者の方でも対局を楽しめる作りとなっています。
コンピューターの考慮時間は一手5~120秒以内に設定でき、長くすると若干強くなります。
ただし、一手5秒以内でも十分強いので、5秒設定で対局することを強く薦めます。


検討機能を用いた時、右下側に候補手と探索回数、評価値が表示されます。
基本的には一番上に表示されている候補手が、コンピューターが一番良いと考える手です。
(評価値が同じでも、探索回数が少ないものは精度が低い場合があります)


級位者や有段者にとって助けとなる「ホットスポット」と呼ばれる表示です。
赤→黄→青といった順に、現局面でどこが重要かを視覚的に示しています。
この機能は最善手を探すのではなく、急場や急所を表す機能のようです。
どこに石を持っていくべきなのか、大まかな目安になります。

3、次世代の勉強法

以前までは上手に指導してもらったり、書籍の知識を習得するのが代表的な勉強方法でした。
しかし、囲碁AIが強くなるにつれて、対局も検討も一人でできる環境が整いつつあります。
今回の囲碁ソフトは視覚的に理解できる機能もあり、級位者の方でも学べる点が多いです。
また、DeepZenGoは人間らしい手を選ぶ傾向なので手の意味が理解しやすいのも長所です。

4、最後に

約50局打ってみた感想は、凄く強いので九段設定で勝てる方はほぼいないと思います。
また、検討機能で示された候補手も、感心するものばかりで非常に参考になりました。
次世代の勉強をいち早く取り入れたい方はぜひ体験してみてください。

「編集後記」
天頂の囲碁7は棋士の強さに達しているので、評価値や候補手を信用できます。
また、DeepZenGo特有のバグを試すと、まだ解決できていない点もあるようです。
(正しく応じられる時もあるため、考慮時間を長くすれば治るかも?)

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コメント

  1. キクヤン より:

    寒い部屋の中、実況放送ありがとうございました。
    打ち出すと、血が全部頭に行き、身体が冷えるのかもしれませんね。
    熱いお茶を飲みながらとか、足元に温めたペットボトルを置いて布団を掛けて即席コタツとか、風邪を引いたら元も子も無いので、ご自愛ください。

    • okao より:

      コタツを装備したので、再来週の放送はまともな状況で放送できるかと思います。ブログと放送を続けていけるよう、体調に気をつけていきます。

  2. kenseven より:

    小生の経験上、コタツが最も電気代が節約されると思います。
    頭寒足熱ですし、、。

    再来週の放送を楽しみにしております。
    okao様には、ご自愛のほどお願いいたします。

  3. ランサー より:

    天頂7ですが、okao先生のPCスペックが知りたいです。
    CPUの詳しい型番などがわかれば参考になるので教えてくださいペコリ(o_ _)o))

    • okao より:

      corei5のノートパソコンですが、少し動作が重いように感じますね。対局よりも研究に使うことが多いです。